ウェアラブルIoTによる高齢者の自立支援サービス「モフトレ」の販売を開始

三菱総合研究所
2017.08.04

ニュースリリース

株式会社三菱総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森崎孝、以下「MRI」)は、株式会社Moff(代表取締役社長:高萩昭範、以下「Moff」)および株式会社早稲田エルダリーヘルス事業団(代表取締役社長:筒井祐智)と、ウェアラブルIoTを活用した高齢者の自立支援サービス「モフトレ」(商標登録申請中)の提供を2017年8月4日から開始しました。

1.「モフトレ」のサービスの概要

「モフトレ」は、腕時計型の「Moffバンド」(3Dモーションを計測できるウェアラブル・センサー、発売済み)を利用して、高齢者の運動データをリアルタイムに把握し、体力維持・トレーニングに役立てるものです。
「モフトレ」は、通所介護事業所や居住型施設等向けにご提供し、高齢者の自立支援につながる運動を楽しく続けてもらう新しいプログラムです。体の動きはタブレット端末に表示され、皆で確認できます。
Moffバンド 5個とアプリがインストールされたLTE回線契約付きタブレット端末(iPad)1台を1セットとして、初期費用30万円、月額利用料2万円にて事業所向けに販売します。

2.開発の経緯と今後の取り組み

2016年12月、MRIとMoffは、ウェアラブルIoTを活用したウェルネス新サービスの事業展開を目的とする業務・資本提携を締結しました。これに介護予防プログラムで豊富な実績のある早稲田エルダリーヘルス事業団が加わり、高齢者の自立支援を目指した「モフトレ」の開発を進めてきました。
18カ所で実施した実証実験では、参加した介護事業所の多くから、「利用者の方が楽しんで運動してくれた」「データを視覚化することで運動の効果を実感しやすい」などのご評価をいただいています。
未来投資戦略2017※1では、「高齢者自立支援に向けた科学的介護の実現」を目指しており、科学的分析に必要なデータ収集の重要性が高まっています。MRIは、「モフトレ」を通じて蓄積したデータをもとに、科学的な効果の検証や新たなサービス開発に取り組み、高齢者の自立支援に貢献してまいります。

※1 未来投資戦略2017:IoT、ビッグデータ、人工知能(AI)、ロボットなどの先端技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れることで、さまざまな社会課題を解決する「Society 5.0」の実現に向けた政府の施策(2017年6月9日に閣議決定)。

<参考>ウェアラブルIoTを活用した高齢者の自立支援サービス「モフトレ」

「モフトレ」には、以下の3種類のトレーニングがあります。これに対応する合計約20種類のプログラムを開発しました。

  1. 日常生活動作トレーニング:トイレの立ち上がりなど、日常生活に必要な動きの練習
  2. ロコモ予防トレーニング:筋力をつけ、転びにくい体づくりを目指した手足の曲げ伸ばし運動
  3. みんなでモフトレ(レクリエーション):ゲーミフィケーション要素を取り入れた楽しい集団運動

介護事業所等の職員の方の業務負担(トレーニングやレクリエーション等のプランニング、各種記録業務等)を軽減し、楽しく、効果的なサービスを提供します(プログラム数は随時更新します)。

図 アプリとモーションバンドを活用した介護予防プログラム

Moffバンドを使ったトレーニングの結果は、利用者ごとのマイページに自動で記録され、過去の時系列的な履歴の確認が簡単にできます。
運動結果を数値やグラフで「見える化」することで、日頃の運動の成果をわかりやすく利用者やケアマネジャーに伝えることができます。
また、この記録は、介護報酬の加算請求時等の参考資料としても活用可能です。

お問い合わせ先

株式会社三菱総合研究所
〒100-8141 東京都千代田区永田町二丁目10番3号

【内容に関するお問い合わせ】
ヘルスケア・ウェルネス事業本部 木田、大島
電話:03-6705-6168 メール:wellness@mri.co.jp

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電話:03-6705-6000 メール:media@mri.co.jp


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