現代社会の機能は、サイバー空間なしには成り立ちません。この空間では、国家、企業などの組織、個人がプレーヤーとなり影響力をもちます。 本書は、あらゆる場面で重要性を増していながら、いまだ不透明なサイバー空間の実態を明らかにし、ここを支配するために必要な要素を分析します。今後誰が主導権を握るのか? 日本はどのように関与すべきなのか? その構図を解き明かします。