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日本:消費者物価指数(2024年2月) ─ コアCPIは政策効果一巡により上昇、先行きはサービス価格に注目

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2024.3.27

政策・経済センター北川 諒

POINT

  • 24年2月のコアCPIは、前年比+2.8%に上昇した。基調的な伸びの堅調さに加え、電気代・ガス代軽減策の効果一巡が影響した。
  • 先行きのコアCPIは、当面+2%以上の伸びが続くとみる。賃上げのサービス価格への波及や予想インフレ率の上昇を背景に物価の上昇基調が維持されるだろう。