CSR

CSR基本方針

当社グループは、「知の提供による社会貢献」「人財育成に対する社会貢献」「企業としての社会的責任の遂行」を基本方針として、あるべき未来社会像の実現に向けたCSR活動に取り組んでいます。
当社グループは、事業を通じた社会課題の解決に取り組んでおり、本業そのものがCSRの考え方を包含していますが、本業以外にも、総合シンクタンクならではの特徴を活かした社会貢献を進めています。
その取り組み事例を紹介します。

CSR基本方針

国連グローバル・コンパクトへの参画

当社グループは、上記3つのCSR基本方針に加え、企業の社会的責任の国際規格であるISO26000に配慮するなど、CSRのグローバル・スタンダードも意識して、CSR経営を推進しています。
当社は、2010年4月19日、国内シンクタンクでは初めて、国連グローバル・コンパクト(以下「国連GC」)に署名・参加いたしました。国連GC原則および国連の持続可能な開発目標(SDGs)に対する賛同、支持を表明するとともに、その実践に取り組んでいます。
また、以前より、CSR活動を通じて目指す未来社会像のひとつとして「世界に貢献し、尊敬される社会」を掲げており、引き続き、地球温暖化防止や平和構築など、世界が抱える共通の課題を解決する事業に取り組んでまいります。2017年9月期は13名が計7つの分科会に参加しました。

国連グローバル・コンパクト

知の提供による社会貢献

プラチナ社会研究会

2010年に設立したプラチナ社会研究会は、現在約530の団体からご賛同いただき、活発に活動を展開しています。2017年12月現在、3分科会、9プロジェクトが活動しており、提言・情報発信などを通じて社会に貢献しています。

未来読本「フロネシス」

フロネシスは、世の中を良くするヒントを長期的な視点で探るというコンセプトのもと、有識者や実践者の取材記事を豊富に盛り込み、当社が考える未来を俯瞰し、読者の方々に未来への萌芽を具体的にイメージしていただくことを目的とした定期刊行物です。
2017年9月期は、以下の2号を発行しました。

■フロネシスのテーマ

テーマ概要
「イノベーションが指数関数的に増殖すると、ビジネスのあり方や社会の姿はこう変わる」をテーマに、いわゆる「ゲームチェンジ」について、さまざまな角度から解説します。
鉄、アルミ、カーボン、シリコン――これまでマテリアルが私たちの生活を一変させてきました。そして今、多機能で高度な情報科学を駆使した新たなマテリアル(これを知材と呼んでいます)が世界を変えようとしています。マテリアルを取り巻く環境の変化を捉え、日本の強みとビジネスの可能性を探ります。

政策・経済・市場に関する情報発信

景気見通しなど政策・経済・市場に関して多くの総合的な情報発信を行っています。

MRIマンスリーレビュー

当社の調査・研究活動で得た知見や情報をもとに、さまざまなテーマの視点や論考を、コンパクトな読み切りスタイルで毎月お届けしています。
2017年9月期は、「社会課題はイノベーションの母─ビジネス型解決で持続可能な21世紀社会を実現」などの特集や「サーキュラー・エコノミーを契機とした事業変革」「逆参勤交代」で働き方改革と地方創生の両立を」などのトピックス記事を掲載しました。

メディアとの交流

当社が取り組んでいる時事性の高いテーマについて、報道機関の方々と交流をもつ場として、メディア懇談会とメディア意見交換会を開催しています。
メディア懇談会は、年に1回開催し、報道機関の方々と懇談形式で意見交換を行うものです。2017年7月の会では、内外経済の中長期見通し、人工知能の活用、健康長寿社会/再生医療、地域創生エネルギービジョン、技術イノベーションなど10テーマを取り上げ、120名の方々に参加いただきました。
メディア意見交換会は、当社研究員が特定のテーマについて発表し、その後に報道機関の方々と意見交換を行う形式で、定期的に実施しています。2017年9月期は、計22回開催し、参加者はのべ500名を超えました。

人財育成に対する社会貢献

未来共創塾

“お客さまや社会に対して、より良い未来づくりのためのビジョンや解決策を提供すること”をミッションとする当社グループとして、次世代を担う高校生に、夢のある未来社会の姿を考え描く機会を提供する「高校生のための未来共創塾」を開催しています。
2017年9月期は、4校から154名の学生がワークショップや講師との意見交換を通じて、活発な議論を行いました。

大学教育への協力

大学教育に貢献することを目的に、研究員を大学・大学院へ講師として派遣しています。さまざまな分野で、「社会の今」や「理論の社会への応用」を伝えることにより、視野の広い人財の育成に貢献しています。
また、国内の大学からインターン学生を受け入れる(2017年9月期192名)とともに、海外の大学からもインターン学生を受け入れています。カリフォルニア大学、スタンフォード大学、オックスフォード大学、北京大学から計10名が当社にてインターンシップを経験しました。

アジア・リサーチフェロー・スカラーシップ奨学金制度

当社では、21世紀のアジアの発展に貢献し日本との交流をリードする人財の育成を目的に、アジア(ASEAN10カ国およびインド)からの大学院留学生を対象とした奨学金制度を2010年度から実施しています。
2017年度までに、タイ、インドネシア、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、インドの6カ国から総勢19名の留学生に対して奨学金を拠出しました。今後は当該制度OB・OGとの交流をさらに深め、アジア諸国と日本の発展に貢献できるよう活動を進めていきます。

地方自治体・中央省庁からの職員の受け入れ

地方自治体・中央省庁などの職員育成に貢献するため、研究員として研修生を受け入れています。当社研究員とともに調査・研究を行うのみならず、社内外のさまざまな活動現場の視察・体験や自主研究などを実施しています。 2017年9月期は11名の研修研究員を受け入れ、1983年の開始以来、約50の地方自治体などから、のべ400名以上に参加いただいたことになります。

企業としての社会的責任の遂行

社会・地域への貢献

表彰状
従業員一人ひとりの社会貢献活動は、地域活動・学校ボランティアからNPO活動まで多岐にわたります。
例えば、熊本地震への支援をきっかけに、従業員が災害ボランティア活動を行う際に資金面で支援する制度を運用しています。また、「書籍のリユース運動」を継続的に実施しており、不要となった書籍を従業員が持ち寄って、南アジアの人々の生活上の問題解決に向けて活動しているNPO法人に寄付しています。
このほかにも、周辺地域清掃活動など、さまざまな活動に取り組んでいます。
三菱総研DCSでは、年2回の「職場献血」を実施しており、これまでに約1,800名が献血に参加、日本赤十字社より、長年の献血協力・推進活動が評価され、表彰されました。

環境負荷の軽減

環境マネジメントシステムにもとづき、当社グループの企業活動に伴って発生する環境負荷の軽減に継続的に取り組んでいます。その一環として、電気・紙の使用量やごみの排出量を定期的にモニタリングしており、その結果を社内に周知・共有しています。
モニタリングを通じて環境負荷が増加する傾向が見られた場合には、個別に注意喚起するなど環境負荷の軽減に努めています。その結果、使用量や排出量は順調に削減されてきており、特に紙の使用量はこの数年で大きく削減されました。

■当社グループの環境負荷の推移

 2014年
9月期
2015年
9月期
2016年
9月期
2017年
9月期
m2当たり
電気使用量
(kWh/m2
グループ全体
411
409
401
390
千葉情報センター
1,212
1,185
1,165
1,137
その他事業所(オフィス)
90
88
86
82
1人当たり紙使用量(枚/人・期)
6,819
6,776
6,065
5,259
1人当たりCO2排出量(t-CO2/人・期)
4.23
4.01
3.97
3.88

当社グループに対するステークホルダーの理解促進

お客さま、取引先、株主、社員・家族など、多様なステークホルダーに対して、当社グループをより深く理解していただくための取り組みも行っています。
具体的には、お客さまの経営層向けに旬のテーマを取り上げる「三菱総研フォーラム」や、子供参観を含めて社員・家族が交流するファミリーデイ、また三菱総研DCSではスポーツイベントなどを実施しています。

三菱総研DCSのスポーツイベント

COLUMN:環境に貢献するプロジェクト

本業である調査・研究やコンサルティングとして受注したさまざまなプロジェクトを通じて環境に貢献しています。環境分野のプロジェクトは、地球温暖化対策、廃棄物・3R、電力・再生可能エネルギーなど、多岐にわたります。
例えば、再生可能エネルギーについて、メガソーラー事業を通じた地域創生を目指してプロジェクトを実施しています。本業を通じた環境負荷軽減に向け、一層の事業展開を進めていきます。

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