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2020 MYPAGE
CROSS TALK 02

働き方座談会

社員が語る、
ワーク・ライフ・バランスのリアル

三菱総合研究所の研究員に
子育てと仕事の両立、社会人大学院への通学、
仕事以外の社内交流などについて率直に語ってもらいました。

まずは、皆さんの自己紹介をお願いします。

川邊ヘルスケア・ウェルネス事業本部は、健康・医療・介護などの分野で調査やコンサルティングを行っている部署で、私は官公庁の高齢者福祉や介護保険に関わる政策立案に携わっています。木曜日の半日と週末、大学院に通っています。

丸田官公庁や社会インフラを担う企業をお客様として、サイバーセキュリティ対策の仕組みづくりをお手伝いしています。2017年10月、育児休業から復職し、現在は小学1年、保育園の年少、生後5カ月の3人の子どもの母親です。長女はバレエ、ピアノ、水泳を習っていて、週末は付き添いで一日が終わります。

河本サステナビリティグループの仕事のキーワードは「資源循環・廃棄物・リサイクル」です。現在運用されているリサイクル制度などが、国や自治体の視点でうまく機能しているか実態を把握し、制度をより良くする改善方策や、課題を解決するソリューションを提案しています。体を動かすのが好きで、学生時代はトライアスロンをやっていました。今は社内有志のランニングクラブの部長です。

働きながらの子育て、実際いかがですか?

丸田最初の子どもを妊娠したのは入社3年目で、まだ新人の感覚が残るなかで「産休を取ります」と言い出しにくいかなと思ったのですが、たまたま同じ部署の先輩の女性も妊娠していて、申請や手続きなどの情報を共有できたのは心強かったです。仕事面では、2人目まではプロジェクトのメンバーだったので、産休に入っても引き継ぎ事項はそれほどなかったのですが、3人目はマネージャーになってからすぐの産休だったため、周りの人にサポートしてもらうことがたくさんありました。

河本復帰後は仕事と子育てをどのように両立していますか?

丸田たとえば夫とお迎え当番の日を決めるようにしています。「この日は譲るから、ここは頂戴」みたいなスケジュール調整会議をします。職場の人にもスケジュールを共有して、夕方の打ち合わせはお迎え当番でない日にしてもらうようにお願いしています。それでも平日に子どもと接する時間は限られているので、早く家に帰るため、買物は昼休みにネット通販やネットスーパーを利用しています。3人目の子育ては少し楽をしようと思い、保育園に入れるまでの間、ベビーシッターを頼んで復職しました。出費は大きいですが、安心して出勤できるのはありがたいです。

川邊最近ではテレワークを使う社員も増えてきましたよね。

丸田そうですね。子育てをしていると子どもがけがをしたり、急に熱を出したり不測の事態がつきものなので、テレワークの制度はとても便利です。また、こうした制度はもちろんですが、子育てを経験している社員が多いので、何かあったときに支え合うというか、困ったときは助けてもらい、次は自分がサポートするという意識が社内に自然に根づいているのも大きな支えですね。

河本将来子どもが生まれたときのことを考えると、それはとても心強いです。

働きながら大学院で学ぶのは大変ですか?

川邊私は入社したときから自分の専門性を磨きたいという希望を持っていました。ただ、在職しながら大学院に通うのは簡単なことではないと思い、どうすればできるかずっと考えていたのですが、2年前、仕事を通して、私の興味に合致する研究をしている先生に出会い、指導を受けることにしました。1年間、客員研究員を務めた後、2017年4月から大学院に通っています。研究分野は「ヘルスサービスリサーチ」と言い、実証分析に基づく研究を通じて医療や介護のサービスの質の向上を図り、生活と調和した形でどのように利用者にサービスを届けるかを研究する分野です。

丸田会社の能力開発支援制度を利用しているのですか?

川邊はい。学費の一部を補助してもらっています。当社は裁量労働制のため(※)、勤務時間が柔軟で、私は木曜の午後、大学院でゼミや授業を受けています。社会人向けの課程なので、そのほかの授業は週末にあります。
※原則、修士修了後2年間(学部卒業後4年間)はフレックスタイム制

河本仕事と勉強・研究の両立は大変じゃないですか?

川邊キャンパスが郊外にあるので通学は大変ですね。直帰できるときもありますが、会社に戻ることもあります。ただ、幸運だったのは、上司がとても理解があり、私が大学院に通学することを本部やグループの会議の場で、はっきりと告知してくれました。そのおかげで、周囲の人にも通学を認知してもらえました。

河本通学を続けるために、仕事の面で工夫していることはありますか?

川邊大学に通っていると、周りからは忙しそうに見えるんでしょうね。自分がマネージャーをしているプロジェクトでは、メンバーが話しかけづらそうにしていたので、私から声をかけるようにしたり、定期的にミーティングをしたりして進捗管理するようになりました。以前は用事があるときにだけ話しかけることが多かったのですが、今はなにかにつけて話しかけて、コミュニケーションを図るようにしています。以前より、メンバーの表情を「悩みがあるのかな」「何か言いたいのかな」と注意して見るようになりました。

丸田私は今のところ大学院に通う予定はないですが、川邊さんのように自分の能力を高めようとする人が身近にいるのは刺激になります。

川邊仕事だけしていたときは、顧客の支援や自社の利益といった比較的短期の課題解決を考えていましたが、大学院に通うようになって、物事をより深く、長期的に考えるようになりました。たとえば、新しい施策が本当に社会のためになるのかとか。大学で学んでいることは、すぐには仕事に活かすことができなくても、将来必ず役に立つのではないかと思います。

社内交流ではどのようなことが行われていますか?

河本三菱総研では、本部やグループなどで懇親会が頻繁に催されています。あと、年に一度、社員と家族が集まる「ファミリーデー」というイベントもあります。部署によっては家族ぐるみの交流も盛んだったりします。社員同士の懇親を深める親睦会活動として、自由に参加できるクラブ活動もたくさんあります。私の所属しているランニングクラブのようなスポーツ系だけでなく、軽音楽のような文化系の活動も盛んです。

丸田子どもが生まれてからあまり参加できていないのですが、私もスキー部とバドミントン部に入っています。クラブ活動は普段の仕事ではあまり接点のなかった人ともつながりができて、和気あいあいと楽しめる点が良いですよね。ときどきスキー部からメールが来て、今週末滑りに行くといった情報を見ると、子どもに手がかからなくなったらまた活動に復帰したいなと思います。

川邊ファミリーデーでは、社員の子どもたちがロボットやドローンなどの最新技術に触れる企画があったり、立食パーティーや縁日のような催しもあったりします。事前に申し込みをしておくと名前入りの名刺を作成することができるので、子どもたちが名刺を交換しに来てくれるなど、とても心温まるイベントです。

河本私のグループは、夏から秋頃にバーベキュー大会を開くのが恒例ですが、そうしたイベントに参加してくれる先輩方のお子さんと触れ合えて楽しい時間を過ごしています。私は去年まではグループのレクリエーション係をしており、懇親会を企画したり、参加者募集の声をかけて回ったり、皆さんとコミュニケーションを取りながらイベントを準備するのは良い経験になりました。

最後に、三菱総研の職場としての魅力と課題について教えてください。

川邊時短勤務中の方や保育園のお迎えをしている男性社員、中途入社のメンバーなど、さまざまな生活環境にある社員が、それぞれ自立して働いているのは大きな魅力だと思います。

丸田川邊さんの意見に同感です。この会社には自分で判断して行動できる人が集まっていると思います。そういう人たちが協力して仕事をするので、人間関係のストレスが少なくて働きやすいです。

河本学生時代、社会に出たら人間関係で苦労するのかなと思っていましたが、そんな心配は不要でした。若いうちから任せてもらえる仕事を通じて、マネジメントの力も養えると感じていて、将来なりたい自分を思い描きながらキャリアアップを実現できそうです。

川邊ただ、どんなに自立している人にも出産や子育て、家族の病気などのライフイベントは起こるし、私のようにやりたいことが出てきて仕事時間に制約ができるケースもあります。「ワーク・ライフ・バランス」という言葉がありますが、仕事は一人でできるものではないと思います。ワークとライフのバランスを一人で何とかしようとせず、仕事をしている仲間と一緒に、バランスを取るのが良いのではないかと思います。

丸田そうですね。お客様の要望にできるだけ応えたいという想いの強い人が多いのは、当社の強みでもあり、同時に課題でもあります。求められているものを一人で全部やろうとすると、パンクしてしまう。子育てしている今は仕事に使える時間が限られているので、そんなことはなくなりましたが、私は若いとき、そうでした。自立しながらもときには周囲の助けを得たり、こちらから気づいて手を差し伸べたりすることも大切ですね。

河本これから私は仕事をしながらさらに学んだり、さまざまなライフイベントを迎えたりすることになると思うので、先輩方の話は仕事と生活についてあらためて考えるきっかけになりました。私も先輩方を目標にして、仕事と生活を共に充実させるよう取り組んでいきたいです。

働きやすい環境を実現するためには、
キャリアやライフイベントを支える制度を充実させると同時に、
一人ひとりが自立しながらも互いに理解しあう風土が欠かせない
三菱総合研究所では、誰もが働きやすい環境の整備を組織全体として進めています。しかし、それが十全に機能するためには、社員同士の相互理解が何より不可欠です。今回3名の研究員の話を聞く中で、「自立している人が多い」と何度も耳にすることがありました。これを言い換えれば、社員同士がお互いの置かれた状況を理解し、相手に合わせて自らの仕事の進め方を調整していると言えるでしょう。こうした実践が組織の一部に限らず、いくつもの部署で見られることは非常に喜ばしいことです。 一方で「すべてがこのようになっているのか」と問われれば、まだまだ改善の余地があると考えています。さらなるダイバーシティ推進の観点から、相互理解のためのコミュニケーションを活性化する取り組みを継続しています。その前提として、社会課題を基点に物事を考え、個別の事情をもその一端として捉えられる社員が多いことは、三菱総研の組織としての強みであると思います。(人事部 採用担当)