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電力供給の新しいあり方を
官・民両方の視点で支える

PERSON 04

長谷川 功

ISAO HASEGAWA

環境・エネルギー事業本部

Career Path

現在の仕事内容について教えて下さい。

電力自由化の制度を整え、そして新電力の発展を支える

主な業務として、電力システム改革に関わる制度設計支援および電力ビジネスに新規参入する企業のコンサルティングに携わっています。

これまでは東京電力などの地域の電力会社が、発電・送配電・小売という電力供給のすべてを一貫して行っていました。しかし電力システム改革によって、発電・小売は自由化され既存の電力会社以外も参入可能となり、送配電事業者は中立性を保つために電力会社から分離されることになります。これにより、一般消費者は複数の電力会社の中から電気を購入する会社を選択できることになります。電力会社同士で競争環境になることで効率性が促進され、価格が低減することが期待されています。

制度設計支援は、これらの目指すべき改革の方向性に向けて、細かい制度を具体的にどう定めるか、ということを検討するものです。制度設計を行うに当たって、他国の事例やどういう選択肢があるのか、それによる影響は定量的にどの程度なのかなどの分析・調査を行っています。

さらに、電力事業が開かれたことで、ガスや石油といったエネルギー会社のほか、通信会社やメーカーなど、さまざまな企業が先を争ってどんどん電力ビジネスに参入しています。そうした環境下で、これらの企業が中長期的に事業を展開していくために、どのような点を差別化し、消費者に何をサービスとして提供するのが望ましいのか、検討・提案をしています。

どのようなところに仕事のやりがいや難しさを感じますか。

官公庁での経験が、企業の新規事業の下地となる

官公庁の仕事を通じて得られた知見や将来への見立てを活用し、民間企業様向けのコンサルティングに活かせているところに非常にやりがいを感じています。資源エネルギー庁への出向を通じて、官公庁の立場を含め顧客視点での考え方や悩みを理解することができました。

資源エネルギー庁へ出向したのは、東日本大震災の直後でした。震災を踏まえて、原子力発電をはじめ、日本のエネルギー政策をどのように見直していくのか、その最前線に立ち会いました。エネルギー政策の大転換期にその意思決定機関である資源エネルギー庁に所属し、そこでさまざまなことを見聞きできたことは私のキャリアの中での最大の財産の一つだと思っています。

三菱総合研究所に入社を決めた理由は何ですか。

俯瞰的な立場で世の中を見たかった

私の所属していた学科・研究室ではインフラ企業やメーカーなどの事業会社に進む先輩・同期が多かったのですが、ある一つの会社の視点で自社の利益を中心に世の中を見てしまうことよりも、ゼネラルな立場で物事を俯瞰的に見られるようになりたいと考えていました。また、もともと好奇心旺盛な性格なので、複数のプロジェクトに関わって世の中をいろいろな立場から見る方が面白そうだなと思っていました。そんな自分にとって三菱総研はまさにうってつけの場所でした。入社から10年を経た現在でも、俯瞰的に物事を考えようとする気持ちは変わらず持ち続けています。

三菱総合研究所の企業価値を、どのような点で感じますか。

官公庁への近さが、三菱総研独自の知見を生み出す

当社の強みは、「官公庁へのプレゼンス」だと思います。市場調査や技術動向調査などを行える会社は国内外数多くありますが、日本の官公庁から継続的に業務を受注し、かつそこで得た豊富な知見や社内外の幅広い人脈を有するというのは、他社にはない強みだと思います。民間企業の方と話をしているときにも、たとえば、新たな市場が生まれる際に規制当局はどのように考えているのか、それによってどういった市場設計になりうるのかといった、政策的な動向を把握した上での提言など、霞が関・行政に近いからこその知見に期待されていると感じています。

今後どのような仕事に挑戦したいですか。

官公庁での経験を、民間企業・三菱総研の新規ビジネス創出につなげたい

私の専門である環境・エネルギーの分野では、2020年に向けた電力システム改革の大詰めが待っており、制度設計の検討も進んでいます。これらから生まれる新たな市場でどういった民間企業が活躍することになるのか、どういった強みを持てばエネルギービジネスとして台頭できるのかを考え、新しいビジネスを考えている企業の方への支援、もしくは当社として積極的に事業参画する、ということにも携わっていければと思います。

たとえば、再生可能エネルギーなどの使用時に化石燃料を使わない価値を市場でやり取りする「非化石価値取引市場」が間もなく動き出します。新たな市場が立ち上がることで、太陽光発電や関連機器を販売しているメーカー、市場取引のためのシステムを開発・販売する企業、市場で実際に取引をする企業などのビジネスチャンスになると思われます。当社としては、これらのビジネスに参画することを検討している企業へのコンサルティング、さらには、これらのビジネスに三菱総研として参画することもできると考えています。

仕事での主な1日の流れを、具体的に教えて下さい。

One day Schedule

Off Scene

趣味/オフの過ごし方を教えて下さい。

趣味は水泳です。最近は子育てで忙しく、あまり自分の時間を割けていませんが、土日で子どもが昼寝をしている間などに、地元の区民プールで汗を流しています。高校時代の部活の友人と今でも水泳の大会に出ることがあります。あとは、最近子どもがポケモンGOにはまっているので、子どもと一緒に出かけることが多いです。子どもを後ろに乗せて家の近くの公園や川沿いをサイクリングしています。