ソーシャルメディアを活用した新たなリテール金融与信管理の可能性

金融ソリューション本部  増井智則

 近年、IT の普及・発展、およびデータ処理・蓄積技術の向上を受けて、企業内外の膨大なデータをいかに活用するかということに注目が集まっている。そのような中、ソーシャルメディアが国内外で急速に普及してきたことを背景に、これをビジネスに積極的に活用しようとする動きが活発に見られる。
 主にマーケティングの分野での活用が目立っているが、欧米の金融業界ではソーシャルメディア情報を与信リスク管理に活用しようとする新たな動きが出てきている。これらの動きはいずれもベンチャー企業が主導しており、ミドルリスク層への与信や新興国での与信など、クレジットビューロー(個人信用情報機関)の信用情報が十分でない債務者への与信を実行する際の代替的な情報としてソーシャルメディアが活用されている。本稿では、これら欧米の最新動向を概観し、ソーシャルメディアを活用した、国内の主に消費者金融業界における与信リスク管理の可能性を検討する。

※本原稿は、『月刊消費者信用 8月号』(一般社団法人 金融財政事情研究会)に掲載した原稿を抜粋したものです。


お問い合わせ先

株式会社三菱総合研究所
〒100-8141 東京都千代田区永田町二丁目10番3号
金融ソリューション本部 山藤昌志
電話:03-6705-6066 ファクシミリ:03-5157-2155 E-mail:santo@mri.co.jp


ページトップへ戻る