※1:数値の根拠となる補助金は次の通り。「令和3年度補正 再生可能エネルギー導入加速化に向けた系統用蓄電池等導入支援事業」「令和4年度補正 再生可能エネルギー導入拡大に資する分散型エネルギーリソース導入支援事業費補助金(系統用蓄電システム・水電解装置導入支援事業)」「令和5年度 系統用蓄電池等導入・配電網合理化等再生可能エネルギー導入加速化事業費補助金(系統用蓄電池等導入支援事業)」(いずれも資源エネルギー庁)。「東京都 系統用大規模蓄電池導入促進事業」(東京都)。
※2:経済産業省(2023年12月22日)「令和6年度経済産業省予算のPR資料一覧:GX推進対策費」における「再生可能エネルギー導入拡大に向けた系統用蓄電池等の電力貯蔵システム導入支援事業」に基づく。
https://www.meti.go.jp/
※3:短時間での電力需給のバランスをとる能力(調整力)を取引する市場。送配電事業者の指令の基づき、分単位や秒単位等の需給のアンバランスや変動の制御に貢献することで対価を得られる。応答速度等の要件に応じて、一次/二次①/二次②/三次①/三次②の5つのメニューに分かれている。電源を有する事業者は保有する電源の機能に応じて要件を満たすメニューへの参入が可能。
※4:電力の供給能力を取引する市場。卸電力市場や需給調整市場への参画などを通じて電力の安定供給に日々貢献するための要請に応えることに対して対価が得られる。長期脱炭素電源オークションは容量市場の1メニューである。
※5:電力量を取引する市場。系統用蓄電池の場合、市場価格が高いときに放電した電力を売り、安いときに充電する電力を買うことで、値差による収益が得られる。
※6:蓄電池の最適運用パターンや運用収支見込みのシミュレーションを行うWebサービス。本サービスでは、実際に導入された蓄電池向けに日々の最適な実運用計画も提供していく予定である。
https://mersol-web.jp/
※7:電力量と調整力を同時に取引する市場。将来の日本での導入を視野に現在経済産業省や電力広域的運営推進機関での議論が行われている。