場所を選ばない働き⽅
社員一人ひとりのキャリア形成や
ワークスタイルを尊重する
三菱総研では「場所を選ばない働き方」を推進しています。社員は自宅やサテライトオフィスなど働く場所を自由に決め、時間を有効に活用しながら仕事に取り組んでいます。また、一定ルールを満たした場合地方移住も選択することが可能です。ここでは社員3人の働き方について紹介します。
2008年 入社
学際情報学府 修了
現在の仕事内容
アジアの発展途上国に対する政府援助(ODA)のICTプロジェクトや、官公庁や民間企業のDX(Digital Transformation)、海外調査プロジェクトを担当しています。ASEAN各国のお客様との打ち合わせ、海外ヒアリングの機会などが多く、海外出張が非常に多い仕事です。新型コロナウイルス感染症の流行以降は、オンライン会議に代替してプロジェクトを遂行しています。
「場所を選ばない働き方」について
メリットはどんな部分に感じますか?
反対に苦労したことはありましたか?
働き方に変化などありましたか?
ある1⽇の過ごし⽅
- 07:00
- 朝食・家事・幼稚園へ送り出し子どもを幼稚園に送ったり掃除をしたり、夫婦で分担しながら朝の日課をこなします。その間、一日の仕事を頭の中で整理します。
- 09:00
- 仕事の開始仕事をスタートします。午前中に会議がない場合は、メールチェックやプロジェクトメンバーとチャットなどを用いて状況確認を行います。各プロジェクトのスケジュールを確認し、お客様やメンバーとの連絡が必要な作業など、優先順位の高い仕事から手を付けます。海外(アジア)のプロジェクトでは時差の関係で午前中にまとまった時間があることが多く、会議資料の作成など打ち合わせの準備を集中的に行います。
- 11:30
- ランチ少し早めの昼食を取ります。子どもが自宅にいる日は家族で昼食を取ります。
- 13:00
- お客様との打ち合わせオンライン会議ツールを用いてプロジェクトチームメンバーやお客様との打ち合わせを行います。海外のお客様との打ち合わせをはじめ、会議のプレゼンテーションやファシリテーションが必要となる重要な会議のときは、自宅近くのサテライトオフィスを借ります。オンラインでの会議開催は移動時間がない反面、隙間なく行うことが多いので、スケジュール管理に気を付けています。
- 18:00
- 帰宅・子どもの送り迎え・夕食子どもの習い事がある日は、一時的に帰宅して送り迎えを行います。その前後で夕食を取ります。家族そろって食事ができる機会が多いので、在宅勤務のありがたさを感じています。プロジェクトの進捗状況は携帯電話のメールやチャットで確認します。
- 20:00
- 業務整理子どもを寝かせた後は一日の業務整理を行い、積み残しの作業等を確認します。
- 22:00
- 筋トレ・ストレッチYouTubeの筋トレ動画やストレッチ動画を見て、30分程度運動します。在宅勤務の場合は運動不足になるので、健康維持に気を付けています。
オンライン会議では必須です。少し値が張りましたが、耳にかけるタイプのため長時間の会議でも苦にならず、非常に重宝しています。外出時に会議に参加することもあるため、外出時にも持ち歩いています。
2015年 入社
博士後期課程 生命環境科学研究科 生物機能科学専攻 修了
現在の仕事内容
主に官公庁をお客様として、先進医療(特にがん、ゲノム領域)や、臨床・研究データ利活用に関する調査研究業務を担当しています。社内の技術研究企画への参加をはじめ、2018年度には国立がん研究センター東病院に外来研究員として出向し、研究・医療の現場を知る経験をしています。自身の専門性を生かし、深めながら業務に従事しています。
「場所を選ばない働き方」について
メリットはどんな部分に感じますか?
反対に苦労したことはありましたか?
働き方に変化などありましたか?
ある1⽇の過ごし⽅
- 08:00
- 子どもを保育園に送り出し準備(送りは夫)・業務開始子どもが玄関から出たところから、メールチェック、スケジュール確認、ToDo確認といった業務を開始します。一人で仕事をしていると、作業に集中してオンライン会議を忘れそうになるので、一日の会議予定はしっかり頭に入れます。
- 10:00
- グループ会議オンラインで所属グループの定例会議に出席します。リモートワークも1年近く経過し、オンライン会議にも慣れました。アジェンダやメモの事前共有にもアプリを活用しているので、情報共有も問題ありません。むしろファイルのフォルダ管理よりも情報が見つけやすくなりました。
- 12:00
- 昼食会議後は作業を再開し、キリのいいところで昼食を取ります。今は夫もリモートワーク中なので、二人で近所のお弁当やレストランのテイクアウトを活用しています。昼食後にリラックスできるのもリモートワークの良さだと思います。
- 13:00
- プロジェクトの社内会議担当プロジェクトについて、社内メンバーとオンラインで進捗会議を行います。少し雑談もはさみながらコミュニケーションを取り、業務負荷を調整して役割分担を確認します。オンラインで業務負荷や進捗が見えにくい分、進捗確認と役割の明確化は重要だと思っています。
- 15:00
- お客様との打ち合わせお客様との定例打ち合わせもオンラインで行います。オンライン会議に慣れていない頃は思わぬアクシデントがあったりしましたが、今はトラブルへの対応にも慣れ不自由はほとんどありません。お客様企業への訪問にかかっていた時間も短縮されるので、業務効率は上がったと思います。ただ、カメラをオフにしている方も多く顔が見えないため、報告に対する反応が分かりにくいです。そこがオンラインの難しいところかなと感じています。
- 16:30
- 業務終了・保育園にお迎え育児勤務のため、決まった時間には業務を切り上げて子どもを迎えに行きます。早く迎えに行けるように一般的な業務時間よりも1時間早く(8時)に開始して、1時間早く(16時15分)終わるようにしています。繁忙期にはやむを得ないこともありますが、できるだけ残業(子どもが寝てからの業務再開)がないように時間管理をしています。
イヤホンやヘッドホンはオンライン会議が続くと頭や耳が痛くなるので、スピーカーで聞けるようにしています。(もちろん情報管理には十分気を付けています!)
2017年 入社
理工学研究科 総合デザイン工学専攻 修了
現在の仕事内容
入社当初から主に金融業界を対象として、データ解析を通じたコンサルティング業務に従事しています。金融機関の保有するビッグデータを活用して、業務の高度化・効率化の支援を行っています。私自身は、AI利活用をテーマとしたサービス提供型のプロジェクトを担当することが多く、具体的には「AIによるマーケティング高度化(リテールAI)」「AIによる融資審査業務の自動化(審査AI)」などがあります。
特に「審査AI」は立ち上げから担当しているプロジェクトで、多くの金融機関との実証を経て2020年にリリースされました。単に精度の高いAIをつくるだけではなく、業務に適切に組み込んでいくための既存業務分析や導入効果分析など、コンサルティングとセットのサービスとなっているところに三菱総研としての付加価値があります。データ解析やAIに関する技術力はもちろんのこと、お客様の業務を理解した上で対話・提言をしていくという、コンサルタントとしての力量が試される非常にエキサイティングなプロジェクトです。
「場所を選ばない働き方」について
メリットはどんな部分に感じますか?
反対に苦労したことはありましたか?
働き方に変化などありましたか?
ある1⽇の過ごし⽅
- 07:30
- 起床・ランニングや読書等起床して朝食を済ませた後、ランニングをしたり読書をしたりします。毎日1時間ほど、自分のための時間を設けるようにしています。これまでは通勤に割いていた時間がより生産的に使えるようになりました。
- 09:00
- 業務開始午前中はオンラインでの社内会議を設定することが多く、プロジェクトの進捗報告やTo-Do確認等を行います。午後にお客様との打ち合わせを控えている場合は、ここでプレゼン内容の最終確認を行います。
- 12:00
- 昼食最近では自宅付近の飲食店がさまざまなお弁当を出しているので、その日の気分にあったものをチョイスするのがちょっとした楽しみになっています。
- 14:00
- お客様との打ち合わせ私の場合はお客様との打ち合わせはオンラインとオフライン(対面)が半々くらいです。どちらにも良さがあり、打ち合わせの内容や参加人数などに応じてお客様と調整しながら使い分けています。この日は役員向けの中間報告会のため、対面での実施です。
- 15:00
- サテライトオフィスにて作業報告会が終わり、次のお客様との打ち合わせまで1時間ほどあるので、近くにあるサテライトオフィスで先ほどの議事録を整理します。
- 18:00
- 帰宅・作業今日の打ち合わせの振り返りと次回へ向けた作業計画を整理した後、他プロジェクトのデータ分析や資料作成など作業系の業務を中心に取り掛かります。夕方の落ち着いた時間帯に一気に片づけてしまいます。
- 20:00
- 業務終了平均で20時頃には仕事を終えます。部署のメンバーや友人とオンライン飲み会を開催する日もあります。
データ分析等のために複数台のPCを使用しているのですが、それらをまとめて操作できるため、デスクの省スペース化に一役買ってくれています。