周囲と支え合いながら、 自分らしいキャリアを築きたい
小河 絵里香
ビジネスコンサルティング本部
経営戦略コンサルティンググループ
民間企業のお客様に対するコンサルティングに従事しています。経営戦略策定、事業戦略策定、市場調査・予測などが専門領域です。業界としては、特に自動車業界のお客様を中心に支援しています。
三菱総研に入社を決めた理由は何ですか?
大学院ではマーケティングサイエンスを専攻していました。データ分析を専門とするコンサルティング会社でアルバイトもしていたため、就職先はコンサルティング業界を中心に考えていました。三菱総研をはじめ複数のコンサルティング会社のインターンに参加する中で、これまで学んできたことが生かすことができ、何より「学ぶこと自体が好き」という自分に合っている仕事だと感じ、コンサルタントを目指すようになりました。
元々体育会系でもあり、ハードな仕事ということについて抵抗感はありませんでした。ただ、いつか家庭や子どもを持つということを想定すると不安はありました。三菱総研は時短勤務などの制度が整っており、ライフステージに合わせて柔軟に働き方を調整できる環境だと感じ、入社を決めました。
仕事と家庭(育児)の両立で工夫していることは?
周りのサポートがあってこそ、仕事と育児の両立が実現できていると日々実感しています。だからこそ周りへの感謝の気持ちを忘れないことを意識しています。仕事・育児のそれぞれを効率化する努力はしていますが、どうしても育児で業務を離れる時間はありますし、反対に育児の合間に業務に時間を割きたい場面もあります。
そうした状況を支えてくれる周りの方に対し、自分ができることがあれば全力で力になり、支え合えるような関係性でありたいと思っています。また、その方々に対して突発的な対応をお願いすることがないよう、仕事・育児それぞれについてリスク管理をしっかりするよう意識しています。
会社や周囲のサポートについて教えてください
会社の制度としては、「ベビーシッター費用補助」を活用しています。また、現在は時短裁量労働制の勤務形態を取っていますが、かといって仕事の幅を狭めたくはありませんでした。会社に希望を出したところ、数・質ともに出産前と遜色なくプロジェクトにアサインしてもらえ、理想的な仕事ができていると思っています。
夫も同業界に勤めており、それぞれが裁量労働制でリモートワークも活用しながら働いています。どちらかがどうしても仕事の都合で帰りが遅くなることがあっても、もう一方がその間子どもの面倒を見ることができています。裁量労働制やリモートワークは、子育て世帯にとって非常に助かる働き方だと感じています。
今後思い描くキャリアは?
育児中であっても仕事で制限を設けず、出産前と変わらないペースで様々なプロジェクトにチャレンジし、キャリアを築きたいと思っています。一方で家庭は何より大切であり、仕事に偏ることはないようにしたいとも考えています。家庭を大切にしながら仕事を頑張りたいと思えているのは、この仕事に大きなやりがいを感じているからです。そして、私自身が会社の先輩たちを尊敬しているように、自分の子どもからも尊敬されるお母さんになりたいと思っています。