半導体後工程の革新と完全自動化に向け、技術研究組合設立に参画

半導体は経済安全保障推進法上の「特定重要物資」と位置付けられています。半導体関連企業では、さまざまな地政学的リスクを踏まえ、より強靱（きょうじん）なサプライチェーンの構築に向けた柔軟な対応が求められています。また、今後のAI時代に向けて、半導体のさらなる微細化技術とともに、より高度なパッケージング技術への進化が期待されています。これらをよりサステナブルな方法で実現するため、現在人の手で作業することが多い半導体製造の後工程における、自動化・標準化が急務となっています。

MRIは、以下の参加各社と半導体後工程の革新（トランスフォーメーション）および完全自動化を目的とするSATASの設立について合意し、参画しました。

＜参加各社＞
インテル株式会社、オムロン株式会社、シャープ株式会社、信越ポリマー株式会社、シンフォニアテクノロジー株式会社、有限会社セミ・ジャパン、株式会社ダイフク、平田機工株式会社、株式会社FUJI、ミライアル株式会社、村田機械株式会社、ヤマハ発動機株式会社、株式会社レゾナック・ホールディングス、ローツェ株式会社

MRIは、SATASの組織運営および事業推進を支援し、業界を代表する半導体メーカー、半導体製造装置や自動搬送装置メーカーなど参加各社とともに、半導体後工程の自動化に必要な技術の開発、共同検証、標準化等の活動に取り組みます。

MRIは、SATASの活動を通じて、半導体製造に革新を促し、より効率的かつサステナブルで柔軟なサプライチェーンの実現を目指します。