社長メッセージ

当社は、豊かで持続可能な未来の共創を使命として、
世界とともにあるべき未来を問い続け、
社会課題を解決し、社会の変革を先駆けてまいります。

代表取締役社長 籔田 健二
代表取締役社長の籔田でございます。

当社は1970年の創業以来、産官学との幅広いネットワークや政策・制度への理解、先端技術に関する科学的知見などの強みを活かし、社会やお客さまが抱える課題解決に取り組んでまいりました。
2020年の経営理念刷新にあわせてスタートした中期経営計画2023に続き、本年はその基本路線を継承しさらなる成長を目指す中期経営計画2026を策定しました。

この計画は、2030年における「当社のありたい姿」を描き、そこに至る期間を3カ年ずつ3段階に区切ったうえで、その中間に位置付けるものです。3段階を「ホップ」「ステップ」「ジャンプ」とするならば、「ステップ」に相当します。そのなかで、グループ横断の戦略領域で独自の価値提供モデル構築し、2030年のありたい姿に向けたステップをしっかりと踏み出していきます。主要事業を「シンクタンク」「社会・公共イノベーション」「デジタルイノベーション」「金融システムイノベーション」の4つの領域に再編し、各事業をワンストップで展開するとともに、グループ全体を下支えする経営基盤を強化いたします。

また、社会課題解決企業を標ぼうする当社グループでは、特にDX、GX(グリーン・トランスフォーメーション)、人材の3領域を社会価値向上の重点領域と定め、財務・非財務・社会価値の3つを好循環させ、企業価値の向上に結び付けることを目指しております。

こうした取り組みは、当社グループのみで実現することはできません。国内外の多様なパートナーの皆さまとの連携・協業を通して、より大きな社会価値を生み出し、豊かで持続可能な未来を共創してまいります。

ステークホルダーの皆さまには変わらぬご理解・ご支援を賜りますとともに、当社グループの今後の飛躍にご期待いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

2023年10月
株式会社三菱総合研究所
代表取締役社長
代表取締役社長 籔田 健二