Phronesis22 13番目の人類
われわれ「ホモ・サピエンス」は人類として12番目の進化形態であるとの説がある。科学技術発展により世界全体で100億人が100歳まで生きるようになったら、新たな「13番目の人類」はどのような姿をして、どのような社会をつくっているのだろうか。
今年2020年は当社創業50周年。次の50年に向けて「100億人、100歳時代」の未来予測をテーマとした記念研究を進めている。本書はその先がけとして、人間の健康寿命や能力を延伸させる人間拡張技術をとりあげ、「13番目の人類」の可能性や幸福のかたちである「ウェルビーイング」の将来像を模索した。一環として名棋士の羽生善治氏、解剖学者の養老孟司氏、映画版「攻殻機動隊」監督の押井守氏ら、多彩な面々に話を聞いた。
論文パートでは、総論にあたるカバーストーリーで、人間拡張技術が現在どの程度まで進んでいるかを解説した。各論では「健康維持と老化防止」「AI」「コミュニケーション」という3つのテーマごとに、技術が人間をどう変えていくのかを探っている。
技術の進化を明るい未来につなげるには、どうすれば良いのか。そのヒントになれば幸いである。
今年2020年は当社創業50周年。次の50年に向けて「100億人、100歳時代」の未来予測をテーマとした記念研究を進めている。本書はその先がけとして、人間の健康寿命や能力を延伸させる人間拡張技術をとりあげ、「13番目の人類」の可能性や幸福のかたちである「ウェルビーイング」の将来像を模索した。一環として名棋士の羽生善治氏、解剖学者の養老孟司氏、映画版「攻殻機動隊」監督の押井守氏ら、多彩な面々に話を聞いた。
論文パートでは、総論にあたるカバーストーリーで、人間拡張技術が現在どの程度まで進んでいるかを解説した。各論では「健康維持と老化防止」「AI」「コミュニケーション」という3つのテーマごとに、技術が人間をどう変えていくのかを探っている。
技術の進化を明るい未来につなげるには、どうすれば良いのか。そのヒントになれば幸いである。