Phronesis09

震災復興と日本の未来

東北発・新しい息吹
 震災復興と日本の未来

2013年3 月1 1 日で、東日本大震災から2 年を迎えます。
被災地では、復旧・復興が進められていますが、いまなお、震災の爪痕は大きく残っています。

しかし、そのようななかにも、被災地の至るところで新たな取り組みは始まっており、復興の兆しは確実にあります。
今号のフロネシスでは、それを「息吹」と呼び、さまざまな息吹を事例として取り上げました。この東北発の息吹が成長し、実を結んだ時、日本の地域活性化のモデルになると考えます。

1、2章は東北の息吹を産業とまちづくりの観点からご紹介し、3章では、2050年に向けた東北の未来像を描きました。4章以降は、日本・世界に視点を広げ、4章では日本が取り組むべき災害への備えについて、5、6章ではエネルギーの観点から見た国内外のまちづくり事例を紹介します。

詳細

サイズ
A5変形判
ページ数
128ページ
定価
1,200円(+税)
発売日
2013.3.5
発行
丸善プラネット
発売
丸善出版

目次

1.INDUSTRY:産業の息吹

地球資源を生かして新産業を創造

2.COMMUNITY:まちづくりの息吹

地域内外の人のつながりで新たなコミュニティを

3.BIG PICTURE:未来像

東北を地域づくりのトップランナーに

4.DISASTER MEASURES:災害対策

「想定外」を想定し日本の防災力を進化させる

5.TALK:対談

再生可能エネルギーを地域活性化の切り札に
田畑 誠一(いちき串木野市長)×小宮山 宏(三菱総合研究所理事長)

6.CASE STUDY:海外事例

スウェーデンの森林都市に見る地域活性化のヒント

7.NET RESEARCH:生活者アンケート

地域差が見られる震災後の生活者意識

8.PROJECT MRI①:三菱総研プロジェクト①

カタールの思いと被災地の復興をつなぐ

9.PROJECT MRI②:三菱総研プロジェクト②

安心して住めるまちを取り戻す除染計画の策定支援
もっと見る
閉じる
ナレッジ・コラムに関するお問い合わせや、取材のお申し込み、
寄稿や講演の依頼などその他のお問い合わせにつきましても
フォームよりお問い合わせいただけます。