Phronesis08

気候変動リスクにそなえる

グローカルな対応で未来を拓く
気候変動リスクにそなえる

人間活動による温室効果ガスの排出や自然要因により気候システムが変化することを「気候変動」と言います。今号のフロネシスは「気候変動リスクにそなえる」と題し、気候変動の影響をどう受け止め、どうリスクにそなえるかに注目しています。

一般に、気候変動は食料不足や水害などマイナス面がクローズアップされることが多いですが、リスクへの適応が、結果的に未来のビジネスチャンスに広がったり、社会システムを構築する機会にもつながります。

「エネルギー」「水」「食」「災害」「生物多様性」の視点から、先駆的な取り組みを始めている国や自治体、企業の事例とともに、解決策のヒントを探ります。

詳細

サイズ
A5変形判
ページ数
136ページ
定価
1,200円(+税)
発売日
2012.10.1
発行
丸善プラネット
発売
丸善出版

目次

1.CLIMATE CHANG:総論

気候変動で社会はどのように変わるのか
(木根原良樹・井上 剛)

2.ENERGY:エネルギー

エネルギーの世界地図がぬり変わる
(井上貴至)

3.WATER:水

水資源をマネジメントする時代へ
(田野中 新)

4.FOOD:食

グローカルな課題に直面する食の最前線
(吉川桃世)

5.DISASTER:災害

水害に負けない社会と暮らしを考える
(井上 剛)

6.BIODIVERSITY:生物多様性

生態系サービスを活用し続けるために
(関根秀真・内野 尚・奥村重史・滝澤真理)

7.INTERVIEW:インタビュー

意識の変化が地球の危機を救う
(中村征夫/水中写真家)

8.TALK:対談

地球の未来を考え地域で一歩を踏み出そう
岸上みち枝(イクレイ日本事務局長)×小宮山 宏(三菱総合研究所理事長)
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