今般、この共同研究において、AI対話システムに関するチューニング効果の予測機能を開発しました。
この機能は、チャットボットがユーザーとやりとりしたときに正確に理解・認識することができなかった対話を、質問回答集(シナリオ)に追加すべきかどうかを点数で評価するものです。今回の試験提供では、minarai CS Chatの利用者に対して、シナリオ管理者の作業支援機能として提供します。
この機能により、シナリオ管理者は膨大な対話履歴(対話ログ)の中から、優先的に修正すべき対話を効率よく見つけ出すことが可能になります。この機能を使ってシナリオを効率的に修正することにより、AI対話システムの対応可能範囲を広げ、システム導入効果の拡大に寄与することが可能となります。