ニュースリリース

「第2回プラチナキャリア・アワード」 受賞者決定

プラチナキャリア形成を支援する企業を表彰
2020.6.25

株式会社三菱総合研究所

POINT

株式会社三菱総合研究所(代表取締役社長:森崎孝、以下 MRI)が運営する未来共創イノベーションネットワークは、株式会社東洋経済新報社および三菱UFJ信託銀行株式会社と連携し、「第2回プラチナキャリア・アワード」を実施しました。有識者の審査委員会による受賞者選考・決定を受け、6月25日に表彰式を開催します。

1.INCFにおける“プラチナキャリア”検討の取り組み

MRIは、豊かで持続・成長可能な未来社会の実現を目指し、革新的技術とオープンイノベーションを新たな事業・ビジネスに展開することで、さまざまな社会課題の解決策を共創・実現するプラットフォーム“未来共創イノベーションネットワーク(以下、INCF)”を提唱、2017年から事務局として運営にあたっています。
“プラチナキャリア”は、国際競争力の低下がいわれる日本で、企業およびそこで働く人々の活力と創造性を回復し、人生100年時代にふさわしい意識や価値観へ変革するための指針として、2019年にINCFが提唱した新しいコンセプトです。

2.プラチナキャリアとは

INCFでは、プラチナキャリアを、次のように定義しています。
【人生100年時代、働く期間が長くなる中、長期的な視点で、自己の成長や所属する企業の発展、ひいては社会への貢献を目指し、年齢によらず自律的な学び・経験を通じてスキルを磨き、得られたスキルを存分に活かして積み上げていくキャリア】
 
新型コロナウイルスによる感染拡大の影響により、日本企業における働き方は大きく変化しています。ポストコロナ時代の日本では、若手からシニア人材まで自律的に学ぶとともに、さまざまな社会課題解決が求められると予想されます。プラチナキャリアはこれからの時代に必要となるキャリア像です。
 
また、以下の観点から、日本企業で働く多くの方々に実践いただくとともに、企業側も積極的にサポートすることが必要であると考えられます。
  • 長期的視点 ─単に長く働くのではなく、年齢によらず活躍し続けるキャリア形成が必要─
    人生100年時代、終身雇用や年功序列といった日本的雇用慣行の見直しが進む中、多様なステージで働き続けるためには、年齢によらず仕事に役立つスキルを身につけ、そのスキルを活かして活躍と貢献を続けられるようなキャリア形成が必要
  • 自律的な学び ─自ら能動的に学び、経験を積んでいくキャリアが必要─
    IT/AIなど新技術の発展・普及により、過去に培ったスキルや経験が活かせなくなる可能性がある中、年齢にかかわらず働き、社会に参加し続けるためには、自ら能動的に学び、必要なスキルと多様な経験を積んでいくことができるキャリア形成が必要
  • 社会への貢献 ─社会に関心を持ち、その課題解決を目指すキャリア形成が必要─
    社会環境が激変する昨今、社会の変化と時代の要請に関心をもち、その課題解決を目指す意識を持ち続けるキャリア形成が必要

3.プラチナキャリア・アワード概要

プラチナキャリアの理念を社会に浸透させることを目的として、同キャリア構築を支援する企業を選定・表彰するものです。
本アワードは、厚生労働省、東京証券取引所の後援を得て実施し、4月2日に行った有識者による審査委員会により、以下のとおり第2回の受賞企業が決定しました。
今回は、第1回に引き続き、テレワーク、副業・兼業、人事面でのテクノロジー導入や、自律的な学びへの支援などに着目し、評価しました。

■受賞企業
最優秀賞:積水化学工業株式会社
優秀賞:味の素株式会社、サントリーホールディングス株式会社、株式会社T&Dホールディングス
特別賞:株式会社ディスコ
東洋経済賞:IDEC株式会社

■審査委員
審査委員長:
株式会社三菱総合研究所 理事長 小宮山宏
審査委員(五十音順):
株式会社イー・ウーマン 代表取締役社長 佐々木かをり 氏
デジタルハリウッド大学大学院 教授 佐藤昌宏 氏
東京大学大学院教育学研究科 教授 牧野 篤 氏
オフィスモロホシ社会保険労務士法人 代表 (社会保険労務士・キャリアコンサルタント)諸星裕美 氏
東京大学大学院経済学研究科 教授 柳川範之 氏(ゲスト審査員)

■後援
厚生労働省
東京証券取引所

4.プラチナキャリア・アワード表彰式

同アワード受賞企業の表彰式を以下の要領で実施します。
今年は、新型コロナウイルス感染防止の観点から、オンライン形式にて実施・配信します。

■表彰式
日時:6月25日(木) 15:00~(約45分間の予定)
第2回 プラチナキャリア・アワード 表彰式

※詳細はプラチナキャリア・アワード専用サイト をご覧ください
https://toyokeizai.net/sp/sm/award2020/

参考資料
INCF(事務局:三菱総合研究所)は、今後も会員企業と連携し、プラチナキャリアに関する取り組みを推進していきます。

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