「22世紀に向けた人類のチャレンジ」ワークショップ 第1回「テクノロジーで進化する人類」

セミナーカテゴリー

2019.4.5

株式会社三菱総合研究所

開催日 2019年4月18日(木) 18:30~20:30(開場18:00)※終了しました
会場 Inspired Lab[会場地図]
(東京都千代田区大手町1丁目6番1号 大手町ビル6階)
主催 TomyK Ltd.、株式会社三菱総合研究所

概要

21世紀も20年近くが過ぎようとしています。現代社会は資本主義による経済成長の行き詰まりが引き起こす「人類の転換期」にあると考えられ、人口減少、AI・ロボットの進化、不労不死が今後は大きな課題となってきます。22世紀に向けて、人類はどこへ向かうのか、あるいはどこへ向かうべきなのでしょうか。「考えられるシナリオ」「クリアすべき課題・今後発生する課題の共有」「解決策に向けたアイデア、チャレンジすべきテーマ」などについて、識者や若手研究者などを交え、じっくりと掘り下げるワークショップのシリーズをこのたびスタートします。
第1回のテーマは「テクノロジー」。「テクノロジーで進化する人類」と題し、「生命科学の進化、ヒトとデジタルの融合とは?」「どんな世界が待っているのか、未来を予想してみよう」「新たに起きる課題とは、倫理、生命感って?」などについて専門家からレクチャーとディスカッションを行い、知見を深めたいと思います。22世紀に向けてのわれわれのチャレンジの最初の一歩に、ぜひ立ち合ってください。

プログラム

主催者あいさつ、趣旨説明
講演1 20年後の意識のアップロードに向けて -前提となる技術と仮説-
脳神経科学者、東京大学大学院 准教授 渡辺正峰 氏
講演2 (調整中)
NHK チーフ・プロデューサー 阿部博史 氏
パネルディスカッション テクノロジーで進化する人類
パネリスト/渡辺正峰 氏、阿部博史 氏、山田胡瓜 氏
モデレータ/鎌田富久 氏

終了後、会場内で21:30まで懇親会を行う予定です(参加無料、飲料類は各自購入)。

申込要領

対象者 一般・有識者
参加費 1,000円/人 (懇親会軽食含む:飲み物は各自負担)
申込締切 前日まで(4月17日)

講演者、登壇者紹介

渡辺正峰(わたなべ まさたか)

1998年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。同年助手、2000年助教授、米カリフォルニア工科大学留学などを経て、現在は東京大学大学院 准教授および独マックスプランク研究所客員研究員。専門は脳科学で、特に意識に関して、理論研究から実験的研究まで幅広く従事。科学論文誌「Science」への論文掲載実績があり、2017年には単著「脳の意識 機械の意識」(中央公論新社)を刊行した。10年以上に渡る研究成果をもとに意識のアップロード構想を推進中。

阿部博史(あべ ひろふみ)

名古屋大学大学院理学研究科素粒子宇宙物理学専攻修了、2004年NHK入局。NHK放送総局 大型企画開発センター チーフ・プロデューサー、東京大学 情報学環 総合防災情報研究センター 客員准教授。東日本大震災の調査検証をしたNHKスペシャル 「震災ビッグデータ」(科学ジャーナリスト賞)以降、最先端情報処理技術を使ったデータジャーナリズムを展開し、医療、歴史、戦争、災害など多岐にわたるNHKスペシャルを制作。NHKが独自に開発したAI(人工知能)「AIひろし」を駆使して日本が直面する課題の解決策を探る「AIに聞いてみた」をシリーズにて制作中。

山田胡瓜(やまだ きゅうり)

漫画家。元「ITmedia」記者としての経験を基に、テクノロジーによって揺れ動く人間の心の機微を描いた「バイナリ畑でつかまえて」を「ITmedia PC USER」で連載中。2015年11月、週刊少年チャンピオンで初の長編作品となる「AIの遺電子」を連載開始、2017年10月より続編の「AIの遺電子RED QUEEN」を別冊少年チャンピオンにて連載中。

鎌田富久(かまだ とみひさ)

東京大学大学院 理学系研究科情報科学 博士課程修了。理学博士。東京大学在学中の1984年にソフトウエアのベンチャー企業ACCESS社を荒川 亨氏とともに設立。2001年に東証マザーズに上場し、グローバルに事業を展開。2011年に退任。その後、スタートアップを支援するTomyKを設立し、ロボット、AI、IoT、人間拡張、宇宙、ゲノム、医療などのテクノロジー・スタートアップを多数立ち上げ中。著書「テクノロジー・スタートアップが未来を創る-テック起業家をめざせ」(東京大学出版会)にて、起業マインドを説く。

お問い合わせ先

株式会社三菱総合研究所
〒100-8141 東京都千代田区永田町二丁目10番3号
研究開発部門 (担当:関根、近藤)
E-mail:mirai_ws@ml.mri.co.jp