【ThinkLinkセミナー】まちと暮らしのミライを考える

いきいき暮らせる「住民主体」のまちとは?

セミナーカテゴリー

2021.12.15

株式会社三菱総合研究所

概要

スマートシティは本来、住民を中心に据えた設計思想のまちづくりです。しかし、実際はITやハイテクの見本市といったイメージが強く、ともすると、住民の視点は置き去りになりがちです。改めて「住民主体」でまちづくりを捉え直す時期が来ているのではないでしょうか。具体的には、供給者(作り手)主語から住民(使い手)主語への転換で、何がどう変わるのか。主語(主体)となる住民とはいったい誰なのか。最終目的はまちづくりではなく、いきいき暮らせる環境づくりであることを再認識し、ここでの議論を現実のスマートシティに再反映していきたいと考えています。

本セミナーでは、住民視点でまちと暮らしを見直す課題、必要な合意形成の方法、スマートシティに盛り込むべき重要事項の抽出等について有識者や実務経験者と議論します。先進的なまちづくりに取り組む河内長野市の政策企画課、景観論や公共空間・公共施設のデザインが専門の大学教授、オンライン合意形成プラットフォームを掲げるスタートアップ企業CEOをお招きし、逆参勤交代やプラチナ社会の実現に取り組むMRI研究員と、それぞれ異なる経験・知見をもとに具体的テーマに沿って議論を進めてまいります。内容は後日、ThinkLinkのWebサイトで座談会レポートとして記事公開する予定です。

MRIの共創コミュニティ&メディア「ThinkLink」

当社は昨年、50周年という新しい節目を迎えるにあたり、ありたい未来の実現に向けた共創コミュニティ&メディア「ThinkLink」を立ち上げました。当社研究員と有識者がさまざまなテーマについてディスカッションした内容をWebサイトで公開し、仲間を募り、政策提言や新しいビジネス創発へつなげていく試みです。シンクタンクならではの切り口で、これからのビジネスに役立つ知見や視点を提供していきます。ぜひ、Webサイトをご覧ください。
ThinkLinkロゴ

開催概要

開催日(動画配信日)
2022年1月11日(火)15:30~17:00 ※終了しました

会場
本セミナーはWebセミナーとなります

主催
株式会社三菱総合研究所

プログラム

開会あいさつ(登壇者紹介)
【座談会】いきいき暮らせる「住民主体」のまちとは?

第一部:ショートスピーチ(問題提起)
供給者主語から住民主語へ~こんなスマートシティにご用心

株式会社三菱総合研究所 主席研究員 松田智生

第二部:ディスカッション

  • 住民視点でまちづくりを見直すには「誰が」「どこを」「どうしたら」よいか
  • まちづくりで重要になるウェルビーイングの指標とは
  • 住民の声の吸い上げ方や合意形成のプロセスはどのように進めるべきか
  • 住民って誰なのか、声を上げる住民の意見を取り上げるだけでよいのか
Q&A
閉会あいさつ

各講演の内容は変更となることがございます。あらかじめご了承ください。

登壇者紹介

谷ノ上 浩久

河内長野市 総合政策部 政策企画課 課長

中井 祐

東京大学大学院工学系研究科 社会基盤学専攻 教授

栗本拓幸

株式会社Liquitous(リキタス) 代表取締役・CEO・CPO

松田智生

株式会社三菱総合研究所 経営イノベーション本部 主席研究員

長谷川 専

株式会社三菱総合研究所 営業本部 インダストリ・マネージャー/博士(工学)

申込要領

対象者
まちづくりに関わりのある企業や自治体、住民主体の取り組みに関わる方、スマートシティにご関心をお持ちの方など。

参加費
無料

お問い合わせ

株式会社三菱総合研究所
〒100-8141 東京都千代田区永田町二丁目10番3号
セミナー事務局 
担当:伊藤、水田、石田
Tel:03-6858-3514
E-mail:seminar571@ml.mri.co.jp