世界の温暖化対策の流れ　COP27を踏まえて

この動画では、2022年11月30日に開催したメディア意見交換会の概要をご紹介しています。 詳細は、配布資料をダウンロードしてご参照ください。

2022年11月6日～11月18日に気候変動枠組条約第27回締約国会議（COP27）がエジプト・シャルム・エル・シェイクで開催されました。

気候変動の脅威が広く認識される中、2015年のCOP21で合意された「パリ協定」は、予想を上回るスピードで発効しました。
パリ協定に基づく詳細規則は昨年のCOP26で一区切りをみましたが、今回のCOP27では、パリ協定が運用段階にさしかかるにあたり、長年の課題ともいえる途上国への資金支援の問題がさまざまな形で取り上げられ、途上国などに対し支援を行うための新たな基金を作ることで合意しました。

また、多くの国、企業で「カーボンニュートラル」目標が広く採択されるようになり、モメンタムが高まった一方、今年2月のロシアのウクライナ侵攻は世界のエネルギー需給に大きな影響を与え、気候変動対策への波及も避けられない状況です。

今回のメディア意見交換会では、COP参加の経験が長い研究員が、会議の成果と意義、さらには今後の温暖化対策の方向性についてご紹介します。

ぜひともご参加いただきたく、ご案内いたします。