観光立国推進基本計画の進捗　観光で稼げる地域は実現しつつあるか

2023年3月31日の「観光立国推進基本計画（第四次）」の策定・公表から1年が経ちました。円安の影響もあり、インバウンドは月別でみるとコロナ禍前の2019年の値を上回るなど、順調な回復をみせています。ただし、市場が活発な一方で、観光産業・観光地の側では人手不足が顕在化するなど、昨年のメディア意見交換会でご紹介した「観光の新生」といえるのは、まだこれからという状況です。

「観光立国推進基本計画」が最上位の目標として掲げる持続可能な観光地づくり、その実現のためには地域社会・経済の好循環をつくること、観光で“稼げる産業” “稼げる地域”となることが必要です。観光行政の強い旗振りもあり、地域への面的なDX導入が進められているのもそのためです。

今回のメディア意見交換会では、この1年の市場・地域の状況を概括し、“稼げる産業” “稼げる地域”を目指した各地の取り組み状況・課題、そして今後必要となるチャレンジについてご紹介します。

ぜひともご参加いただきたく、ご案内いたします。