事業活動を通じた環境貢献

当社グループは、お客様や社会の環境負荷の軽減に貢献する業務を通じて環境貢献に取り組んでいます。その他、環境に貢献する社会活動、国際団体を通じた貢献などに取り組んでいます。

環境に貢献するプロジェクト

三菱総合研究所では、調査・研究やコンサルティングとして受注したプロジェクトを通じて、環境負荷の軽減に向けた政策の形成や運用支援、経営戦略策定や事業活動支援などに取り組んでいます。また、三菱総研DCSでは、ITトータルソリューションの提供によりお客様の環境負荷軽減に貢献しています。

温暖化対策関連

  • パリ協定等を受けた中長期的な温室効果ガス排出削減達成に向けた再生可能エネルギー導入拡大方策検討調査委託業務(環境省)
  • 温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度基盤整備事業(排出量算定・報告・公表支援等)委託業務(環境省)
  • 国内排出量取引制度の在り方検討調査等委託業務(環境省) 

資源・リサイクル関連

  • リサイクルシステム統合強化による循環資源利用高度化促進業務(環境省)
  • 使用済小型電子機器等再資源化促進に向けた調査検討等業務(環境省)
  • 容器包装リサイクル制度の見直しに係る調査検討業務(環境省) 

エネルギー関連

  • 省エネルギー等国際標準開発(国際電気標準分野)(経済産業省)
  • 固定価格買取制度等の効率的・安定的な運用のための業務(再生可能エネルギー発電設備の費用報告データ分析業務)(経済産業省 資源エネルギー庁)
  • 省エネルギー政策立案のための調査事業(トップランナー制度の見直しに向けた調査等)(経済産業省 資源エネルギー庁)

SDGs関連

  • ESG、 SDGs動向調査、モニタリング、取り組み方策検討(2017~2019年度、民間企業(商社、食品、農業、サービス等))
  • 環境長期ビジョンの策定支援(2019年度、民間企業(自動車、電機、建設等))
  • SBT認定取得・計画策定支援(2019年度、民間企業(自動車、電機))
  • 環境関連CSR活動戦略策定・実行支援(2007年度~、民間企業(商社))

環境に貢献する社会活動

当社グループは、環境に貢献する社会活動にも積極的に取り組んでいます。環境・エネルギー関連のプロジェクト実績を基盤に、知見を広く情報発信することで、環境・エネルギー問題とその解決策についての普及啓発を行っています。

メディア対応

メディア懇談会やメディア意見交換会の開催を通じて、環境・エネルギーに関連する当社の知見などを発信しています。

マンスリーレビュー・コラム

MRIマンスリーレビューやコラムでは環境、エネルギー、サステナビリティに関する課題を当社の研究員がわかりやすく解説しています。

国際団体を通じた貢献

当社は以下のような国際団体に参加し環境貢献に取り組んでいます。
国連グローバル・コンパクト

国連グローバル・コンパクト

当社は、2010年4月19日、国内シンクタンクでは初めて国連グローバル・コンパクトに署名・参加しました。2018年9月期はグローバル・コンパクト・ネットワークジャパンの8分科会に15人が参加し、CSV分科会、女性のエンパワーメント原則(WEPs)分科会の幹事を務めました。 
気候変動イニシアティブ

気候変動イニシアティブ

2015年のパリ協定以後、世界各国で非政府組織が気候変動対策で大きな役割を果たすようになっています。日本でも、2018年7月、気候変動イニシアティブが発足しました。当社はこの活動に立ち上げ段階から参画しています。 
コンシューマー・グッズ・フォーラム(CGF)

コンシューマー・グッズ・フォーラム(CGF)

2018年9月期、当社は新たにコンシューマー・グッズ・フォーラム(CGF)に加盟しました。CGFは、世界70カ国・約400社が参加する消費財流通業界のグローバルな団体です。当社はCGFへの参加を通じて同団体が取り組む社会課題の解決を支援しています。 
TCFD宣言

TCFD提言

2021年9月期、金融安定理事会により設置された気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に賛同を表明し、同提言に賛同する企業・金融機関等により構成される「TCFDコンソーシアム」に加入しました。TCFD提言に基づいて気候変動に関する情報開示を行い、ステークホルダーの皆様との対話を積極的に進めていきます。