「AI事業推進の指針」改定について

当社は、知識創造企業として21世紀社会の発展に貢献するにあたり、AIに代表される先進技術の開発と利活用が不可欠と考えます。一方で、AIには法令遵守はもとより、公平性や透明性、安全性に関する課題が指摘されていることから、当社は、AI技術の利活用を人間中心の視点でとらえ、2019年10月にAI事業に係る基本スタンスを示す「AI事業推進の指針」を策定しました。

このほど、社会的なAI技術の利用範囲の拡大や、特に生成AI関連での知的財産権の侵害、偽情報・誤情報の生成・発信など、AIの利活用等に伴う新たなリスクが懸念されている状況を鑑み、「AIガバナンスの運用」の追加等、「AI事業推進の指針」を改定しました。

（1）社会課題解決と未来社会の実現
（2）人間中心の社会の実現
（3）技術の継続的な改善およびイノベーションの実現
（4）透明性と説明責任の重視
（5）AIガバナンスの運用


2024年4月に総務省・経済産業省より策定・公表された「AI事業者ガイドライン（第1.0版）」の内容とも整合を図っております。

本指針の詳細は、「AI事業推進の指針」をご参照ください。

当社は本指針に基づいて、社会課題解決に向けたAIの利活用を、国内外の多様なステークホルダーとの合意形成を行いつつ推進いたします。