ニュースリリース

三菱総研とナイトレイがインバウンド市場分析事業で業務提携

2016.10.20

三菱総合研究所

POINT

株式会社三菱総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大森京太、以下「MRI」)と株式会社ナイトレイ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:石川豊、以下「ナイトレイ」)は、企業や自治体、日本版DMO※の観光戦略策定、デジタルマーケティング支援を目的とする業務提携を10月20日に締結しました。
MRIの豊富な観光関連調査実績やデータ分析ノウハウとナイトレイが提供する訪日外国人のSNS解析サービス「inbound insight」が連携することで、双方の強みを生かした新たなインバウンド市場分析サービスの提供を目指します。

DMO:Destination Management/Marketing Organization

1.業務提携の背景と目的

2016年4月~6月期の訪日外国人客数は596万人であり、前年同期(501万人)に比べ19.0%増加している一方、訪日外国人1人当たりの旅行支出は159,930円と前年同期(177,546円)に比べ9.9%減少しています(出典:訪日外国人消費動向調査(観光庁)、訪日外国人旅行者数は日本政府観光局(JNTO))。
このようにインバウンド需要はモノからコトへのニーズ変化の兆しが見えるなど、将来動向が見通しづらくなっている中、訪日外国人のニーズを詳細かつスピーディーに把握・分析することが必要になってきます。

このような背景のもと、MRIが有する豊富な観光関連調査実績やデータ分析ノウハウに基づく訪日外国人来訪者数の将来予測やSNS解析の視点と、ナイトレイが提供するSNS解析サービス「inbound insight」とを融合した新たなインバウンド市場分析サービスを提供し、企業や自治体、日本版DMOの観光戦略策定、デジタルマーケティングを支援することを目的とした業務提携を締結しました。

2.提供サービスと今後の展開

本年11月に、MRIによる訪日外国人動向の2030年までの将来予測結果を、ナイトレイが提供する「inbound insight」において提供する新サービスとして開始する予定です。さらに本年12月以降、訪日外国人の位置・移動情報を活用した新たなインバウンド市場分析サービスを順次開始していく予定です。

MRIとナイトレイは、今回の業務提携および今後の新サービスの提供を通じて、全国各地の「地方創生」をより強力に支援してまいります。

inbound insightについて

「inbound insight」は、ナイトレイが提供する訪日外国人の位置・移動情報に特化したSNS解析サービスです。Twitter等のSNS上に公開されている投稿内容を大規模にリアルタイム解析することで、行動場所やクチコミ・国籍・性別・移動経路などをデータベース化し、ASP型分析ツールと解析結果データとして提供します。
図 MRIとナイトレイの協業イメージ
図 MRIとナイトレイの協業イメージ

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