ニュースリリース

三菱総合研究所と仏ForePaaS社、DXを推進するクラウド・ビッグデータ解析サービスの開発検討で合意

2020.10.13

株式会社三菱総合研究所

POINT

株式会社三菱総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森崎孝、以下 MRI)は、ForePaaS社(本社:フランス・パリ市、CEO:ポール・シナイ、以下 ForePaaS)と、9月23日に「クラウド・ビッグデータ解析サービス」の開発の検討に、共同で取り組むことで合意しました。

1. 背景・経緯

企業によるDX推進の目的は、デジタルを用いて革新的なビジネスを構築することで業務を効率化し、企業競争力を向上させることにあります。DX実現のためには、企業が保有する情報を「見える化」して経営判断に生かす、データから顧客を深く理解しマーケティングに反映するなど、企業が自らデータを活用し迅速にビジネスに反映するデータ駆動型経営の取り組みが欠かせません。
これまでMRIでは、企業の経営戦略、DX戦略に係るコンサルティングや、企業変革のためのITソリューションのサービス提供に取り組んできました。
一方、仏スタートアップのForePaaSは、クラウド基盤上で、ビッグデータ解析に必要なデータ収集、AIモデリング、アプリケーション開発をワンストップで実施できるプラットフォームサービス(PaaS)を開発、提供しています。

2. 協業検討の内容

MRIとForePaaSは、「クラウド・ビッグデータ解析サービス」の開発の検討に着手します。MRIの保有する幅広い顧客基盤、コンサルティング経験と、ForePaaSの有するプラットフォームサービスを組み合わせて、ソリューション化を検討します。これにより、データ駆動型経営の実現を目指します。

3. 今後の予定

本協業コンセプトに基づく具体的な技術基盤・サービス内容を2020年12月末までに固めたうえで、業務提携契約の締結を目指しています。

【参考:ForePaaS企業概要】

ForePaaSは、2015年1月に設立されました。マルチクラウドに対応した、ビッグデータ解析に必要な機能をワンストップで実施できるプラットフォームサービスのエンジニアリングに強みを持ち、欧州・北米を中心にサービス提供を進めています。また、2019年には、世界有数の研究・アドバイザリー企業であるガートナー社によって、「AIコア技術に係るクールベンダー」に選定されました。

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