三菱総研50周年記念フォーラム

概要

2020年9月に創業50周年を迎えたことを記念し、このたび「三菱総研50周年記念フォーラム」を開催しました。
近年、デジタル・バイオ分野を中心にめざましい技術革新が進む一方、気候変動、格差の拡大や分断など地球規模の課題は増幅しています。このような大きな転換の時期に、当社は新たな50年のスタートを切り、山積する課題の解決と豊かで持続可能な未来の共創に貢献する企業を目指します。その決意とともに未来社会への道すじを俯瞰する「50周年記念研究」の成果の一端をご披露しました。

開催概要

日時
2021年1月21日（木） 16:00～17:00　※終了しました

会場
ライブ配信

主催
株式会社三菱総合研究所

プログラム

16:0016:15	開会挨拶変革を先駆ける ─ステークホルダーの皆さまへの感謝と決意株式会社三菱総合研究所代表取締役社長　森崎孝
16:1517:00	研究発表 100億人・100歳時代の豊かで持続可能な社会の実現株式会社三菱総合研究所理事長　小宮山宏 50周年記念研究チーム　藤本敦也、山本奈々絵

16:0016:15

開会挨拶

変革を先駆ける ─ステークホルダーの皆さまへの感謝と決意

株式会社三菱総合研究所代表取締役社長　森崎孝

16:1517:00

研究発表

100億人・100歳時代の豊かで持続可能な社会の実現

株式会社三菱総合研究所理事長　小宮山宏
50周年記念研究チーム　藤本敦也、山本奈々絵

講演概要

50年後の「100億人・100歳時代」に向けて豊かさと持続可能性を両立させるには、二つの要素が不可欠です。革新技術によるデジタル、バイオ、コミュニケーションの変革である「3X（DX・BX・CX）」と、未来のコミュニティの「共領域」です。3Xは社会の姿を大きく変えるとともに、人々の自律分散した活動を促進します。しかし、それだけでは一人ひとりの豊かさは実現できません。協調をもたらし希望のある未来を呼び寄せるには、多様な目的・価値観をもった人々を結びつけ、共創による価値を創出する場としての共領域が必要となります。共領域の実現は、感情や経験を共有できるエコシステムと、貨幣だけではない新たな価値交換の仕組みによって達成されます。そして、「地球1個分」の持続可能性を確保においても、3Xと共領域による人々の行動変容と環境に対する価値創出が欠かせません。