SIPは内閣府 総合科学技術・イノベーション会議が府省・分野の枠を超えて自ら予算配分し、基礎研究から出口(実用化・事業化)までを見据えた取り組みを推進するプログラムです。SIPは2023年度から第3期が開始されています。
本課題では、量子未来社会ビジョン(2022年4月決定)、量子未来産業創出戦略(2023年4月決定)を踏まえ、最先端の技術者による社会実装を通じて量子技術の活用を図るとともに、量子技術の活用者のすそ野を広げることで、Society5.0の進展を加速することを目指します。
本課題開始初年度に開催する本シンポジウムでは、量子コンピューティング、量子センシング、量子セキュリティ・ネットワーク、イノベーション創出基盤の4つのサブ課題および、各研究開発テーマにおいて、取り組む内容を紹介いたします。各テーマの目標やその成果の応用可能性等を紹介し、本課題や量子技術について多くの方の興味・関心を高めるきっかけとなればと期待しています。