需要起点でのアプローチ
水素はカーボンニュートラル実現に向けた手段の一つであり、水素の社会実装に向けては需要家に対する動機付けが極めて重要です。当社では、エネルギー需給構造やGX政策への深い知見を活かしつつ、需要家のエネルギー消費実態(特に熱需要特性)や需要家を取り巻く情勢(顧客や社会からの脱炭素要請など)、水素を含むカーボンニュートラル関連技術に対する知見を踏まえた水素の最適な活用方法を見いだすことで、サプライチェーン構築・社会実装に向けた支援を行います。
クロスセクターでの価値創出
水素は電気や燃料から作られる「二次エネルギー」であり、既存のシステムと比べて複合的な便益を生み出すように活用する必要があります。当社がこれまで培ってきたエネルギー政策や気候変動対策における知見に加え、総合シンクタンクとしての強みを活かし、水素×再エネ・電力、水素×モビリティ、水素×(素材)産業、水素×気候変動対策、といった複合領域での価値を創出していきます。
水素バリューチェーンの例(国内)および構築に向けて考慮すべきポイント