ニュースリリース

『2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会等のレガシー共創』に関する提言(第III部)

2015.9.28

三菱総合研究所

三菱総合研究所では、異業種・産官学の協働によってレガシープランと具体的なレガシー事業・施策を創造するため、プラチナ社会研究会の分科会として2014年4月に「レガシー共創協議会(以下、協議会)」を設立しました。産官学の会員・オブザーバ222団体(2015年9月現在)が参画し、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会、2019年ラグビーワールドカップ、2021年関西ワールドマスターズゲームズなどを対象にした大会後のレガシー(遺産)創出に関する情報発信と、レガシー事業・施策の具体化に向けた取り組みを進めています。
第1フェーズ(2014年度)は、延べ3,000人を超える会員・オブザーバによる討議を重ね、8月に提言第I部、12月に第II部を発表するとともに、11月にはレガシー共創フォーラムを開催して情報発信と機運醸成を進めました。また、会員が選定した40のレガシー事業プロジェクトに関して、賛同する会員・オブザーバとともに、各々推進チームを結成し、具体化に向けた検討を進めました。
第2フェーズ(2015年度)は、第1フェーズで立ち上げた40プロジェクトの内、27の継続検討と、新規5つのプロジェクトの具体化検討を進めています。また、5分野のワークショップ(地方、健康、文化、サステナビリティ、ショーケース)を延べ14回開催し、延べ300人の参加者によるグループ討議を通じて、6つの新規プロジェクトを導出しました。
このたび協議会では、ワークショップを通じて得られた知見やアイデアをベースにしながら、レガシープラン策定を進める大会組織委員会や東京都、国、地方自治体等の参考となる考え方や事業・施策例を、提言(第III部)としてとりまとめました。若者、女性、シニア、障がい者、外国人など、全員参加により、全国津々浦々にレガシーを広め、各地域が直面する課題の解決を進める際のヒントとなれば幸いです。

※協議会が、これまでに立ち上げた51件(活動中は38件)の具体化検討プロジェクトは提言の2ページから3ページの一覧表をご覧ください。

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