昨今のマイナンバーの導入、コア業務への経営資源のシフト、間接業務の効率化などへの期待を背景に、人事給与業務のビジネスプロセスアウトソーシング(以下、人事BPO)に対する市場ニーズが高まっています。一方、わが国のアウトソーシングサービス提供者の生産性は欧米と比べて低く、実際にその主要サービスである人事BPOも欧米ほど普及するに至っていないと言われています※1(経済産業省「サービス産業の高付加価値化に関する研究会報告書」より)。
このような市場の課題に応えるべく、MRIおよびDCSは、HROneとの業務提携を通じて、人事BPOサービスの大幅な生産性向上と高付加価値化を目指した「共同サービス」を開発・提供することに合意しました。
具体的には、HROneの強みである大企業を中心とした業務運営ノウハウと、システム提供力に強みをもつDCSの力を活用することで、業界のデファクトスタンダードとなるサービスモデルを確立し、顧客の利便性や業務効率化レベルを大幅に向上させた新システム※2を開発します。
また、今回の提携は、業務提携にとどまらず資本提携についても合意しております。これにより、MRI、DCSおよびHROneの3社が緊密に連携することで、サービス全般を顧客にシームレスに提供するとともに、スケールメリットによる競争力の確保を通じて、現在HROneおよびDCS両社の合算ベースの売上高を100億円から200億円に倍増させることを目指します。さらには、3社の協力関係を基に人事BPOの認知度向上に努め、市場の拡大を牽引し、企業の競争力強化に貢献してまいります。なお、将来的には、「共同サービス」の成果および効果を検証のうえ、さらなる成長に向けた提携の強化に取り組んでまいります。
このような市場の課題に応えるべく、MRIおよびDCSは、HROneとの業務提携を通じて、人事BPOサービスの大幅な生産性向上と高付加価値化を目指した「共同サービス」を開発・提供することに合意しました。
具体的には、HROneの強みである大企業を中心とした業務運営ノウハウと、システム提供力に強みをもつDCSの力を活用することで、業界のデファクトスタンダードとなるサービスモデルを確立し、顧客の利便性や業務効率化レベルを大幅に向上させた新システム※2を開発します。
また、今回の提携は、業務提携にとどまらず資本提携についても合意しております。これにより、MRI、DCSおよびHROneの3社が緊密に連携することで、サービス全般を顧客にシームレスに提供するとともに、スケールメリットによる競争力の確保を通じて、現在HROneおよびDCS両社の合算ベースの売上高を100億円から200億円に倍増させることを目指します。さらには、3社の協力関係を基に人事BPOの認知度向上に努め、市場の拡大を牽引し、企業の競争力強化に貢献してまいります。なお、将来的には、「共同サービス」の成果および効果を検証のうえ、さらなる成長に向けた提携の強化に取り組んでまいります。
※1:約3,000億円の人事BPO市場は、近年の年成長率が5%程度であり、企業への普及率も欧米の7割に対し2割にとどまっているのが現状です。
※2:現在、DCSでは人事給与システムとして「PROSRV(プロサーブ)」を提供しています。今後は当該PROSRVを基に、HROneが持つ業務ノウハウを生かして、人事部門向け機能、従業員向け機能や事務処理の自動化機能・品質管理機能などを大幅に追加し、サービスの範囲拡大と効率化を図ります。