当実証実験は、日本の食品流通の合理化・高度化を目的として、農林水産省補助事業「平成30年度食品流通合理化・新流通確立事業」を活用し、ベジテック、カレンシーポート、三菱総合研究所が新たに開発したBCプラットフォームを用いて、Amazonおよび日本アクセスの両社の食品サプライチェーンにおいて、実証実験期間中の実際の商取引に関する物流情報の書き込みや参照等を行ったものです。
当実証実験では、事故品が流通したと仮定し、事故品の特定と出荷停止、回収についてBCプラットフォームがある場合とない場合の比較検証を実施しました。その結果、BCプラットフォームがある場合は、BCプラットフォームがない場合に対し、商品の回収作業に要する時間をサプライチェーン全体で1/3(事業者によっては最大1/7)まで短縮、回収対象品の量は最大で約1/180に削減可能であることを確認できました。
今後も引き続き、日本の食品流通の合理化・高度化に向けて、BCプラットフォームの活用を検討してまいります。
当実証実験では、事故品が流通したと仮定し、事故品の特定と出荷停止、回収についてBCプラットフォームがある場合とない場合の比較検証を実施しました。その結果、BCプラットフォームがある場合は、BCプラットフォームがない場合に対し、商品の回収作業に要する時間をサプライチェーン全体で1/3(事業者によっては最大1/7)まで短縮、回収対象品の量は最大で約1/180に削減可能であることを確認できました。
今後も引き続き、日本の食品流通の合理化・高度化に向けて、BCプラットフォームの活用を検討してまいります。