秩父市では、「豊かなまち、環境文化都市ちちぶ」を目指し、すべての人が安心して住み続けられるまちづくりの推進を基本方針に掲げており、Society5.0社会の実現を目指しています。
都市部へのアクセスもよく自然に囲まれ、歴史文化あふれる観光地として有名な一方、山間地域が多く存在し、住民の高齢化により、災害時や日常生活において生活交通・物流等の生活インフラの維持が困難な点と、若年層を中心とした都市部への人口流出による人口減少が課題となっています。
その課題を解決するために、未来技術を活用した先端産業分野に取り組み、ヒトとモノの移動の困難さに着目した山間地域における物流・公共交通ネットワーク「秩父モデル」を構築していきます。
本事業を通じて、地域住民や来訪者の利便性の向上を目指すとともに、新たな産業を誘致することにより雇用の創出に繋げ、人口の減少・流出を食い止め、地域の活力を生み出していきます。