ニュースリリース

大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジに「未利用魚の新たな活用大作戦!」を登録 

2022.10.17

兵庫県香美町
但馬漁業協同組合
株式会社三菱総合研究所
農林中央金庫

POINT

兵庫県香美町(以下「香美町」)、但馬漁業協同組合(以下「但馬漁協」)、株式会社三菱総合研究所(以下「㈱三菱総研」)、農林中央金庫(以下「農林中金」)は、大阪・関西万博(以下「当万博」)の「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジ※1に「未利用魚の新たな活用大作戦!」が登録されたことをお知らせします。
現在、日本の水産業では、気候の変動による漁獲量の低下、日本人の魚離れ、漁業就業人口の減少など、課題が山積しています。サステナビリティの観点から近年注目を集める「未利用魚※2」の利用で、新たな水産資源の活用、漁業者の生産性・所得の向上を図り、水産業のあり方を変えていくことを考えました。
具体的には以下の取り組みにチャレンジします。

①教育機関や学生と連携した未利用魚レシピや新商品の開発による水産資源の有効活用
②産地と消費者の新しいかかわり方を生むサービスの開発(トレーサビリティ、ファンコミュニティづくり、SDGsインサイト分析など)
③産地応援に関心のある事業者との商流構築、漁業者所得の向上

これらのチャレンジによって、「未利用魚」を余すことなく活用することを目指します。当万博後においても「食品プラットフォーム」として世の中の役に立つサービスの開発も目標とします。
 
引き続き、香美町・但馬漁協・㈱三菱総研・農林中金は、国内外問わず、サステナビリティに関心を持つ産地や事業者の皆様と連携し、「豊かな食とくらしの未来」、「持続可能な水産業」を共創してまいります。
なお、本チャレンジにおける直近の取り組みとして、2022年10月17日(月)~21日(金)に、中之島三井ビルディング「CUIMOTTE」にて、香美町で獲れた未利用魚を使ったランチメニューを提供する取り組みを実施しています。

※1:共創チャレンジとは、当万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するため、自らが主体となって未来に向けて行動を起こしている、または行動を起こそうとしているチームの活動のことです。博覧会協会の「TEAM EXPO 2025」プログラムに、共創チャレンジの登録をすることで、万博に「参加」をすることができます。

※2:「未利用魚」とは水産物の流通過程において、サイズの不揃いや漁獲量の少なさなどが理由で、値が付かないために市場に出回らず、廃棄されてしまう魚。ここでは、「低利用魚」も包括して捉えています。

SDGsへの貢献について

2015年の国連サミットで採択された2030年に向けての国際目標 「SDGs:持続可能な開発目標」。17の目標と169のターゲットが定められており、様々な主体が連携した取り組みが求められています。本取り組みでは、特に以下の3つの目標への貢献を意識して実施します。

・目標11 住み続けられるまちづくりを
・目標14 海の豊かさを守ろう
・目標17 パートナーシップで目標を達成しよう

お問い合わせ先

本件に関する
お問い合わせ

香美町 神戸営業所(天良)
Tel:078-599-5179/090-3271-1191
農林中央金庫 大阪支店(高柴、小林、木村)
Tel:06-6205-2040
E-mail:g3osaka@nochubank.or.jp
万博みらい研究会/三菱総合研究所(藤馬、崎)
E-mail:osaka-expo@ml.mri.co.jp