金融機関の営業店・事務センターBPRコンサルティング

営業店・事務センターのBPRコンサルティング

徹底的な動的分析の繰り返しによる真の業務改革を実現します

POINT

多くの金融機関ではコスト適正化の一環として、業務改革・生産性向上(BPR)に取り組んでいます。しかし、多くの場合、業務の集中化や標準化を前提とし、事務量などの定量データのみから算出された適正人員により人員を配置するという施策を実施しているのが現状です。
このような施策は、現場実態と乖離した人員配置になりがちで、
  • 集中化などが行われたが整数人員単位で人員を減らすところまで行かず、
  • 結果として小数点単位の業務量分、単に現場が楽になっただけで終わっている。
  • 捻出人員をセールスに回すことができず、収益増に貢献できていない。
という結果に終わっています。
また、本来、業務生産性が向上した現場運営を継続するためには、現場リーダーによる業務の適切な管理が必要ですが、単に人数を少なくするのみで運営体制の整備がされず、結果として提供サービスの品質低下を来しているケースも見受けられます。
当社では、豊富なコンサルティング実績と徹底的な動的分析の繰り返しによる真の業務改革の実現に向けたサポートをいたします。

サービスの特徴

当社のBPRコンサルティングの特徴は以下に示す通り、お客さま自らが効果を実感でき、施策展開時にもスムーズに推進できることを念頭に置いています。

効果の確認できる施策を立案

事務量などを根拠にするケースにありがちな「小数点単位での工数の積み上げ的な捻出」ではなく、多能工化などを前提にした「整数人員」での適正体制案構築、セールス面も考慮した業務の見直し(顧客接点の観点から現場に残す・集中化)など、効果が確認でき、かつ持続可能な施策を策定するコンサルティングを提供します。

動的分析などを通じ施策の実現可能性を確認

いくつかのパイロット営業店などでトライアルを実施し、施策の実効性・実現可能性の確認、最適な施策へのブラッシュアップ、全営業店(事務センターの場合は、センター内の他セクションなど)へ施策を展開するための運営・管理体制を整備するためのコンサルティングを提供します。
トライアルでは、精緻な分析に基づいた完成形をあてはめるのではなく、当初設計に基づき実践しながら「うまく回る点」や「課題となる点」をあぶり出し、都度、工夫・改善しながら適正体制を構築するコンサルティングを提供します。
繰り返し実施し、現場の業務管理・運営モデルを構築
出所:三菱総合研究所

サービスメニュー

当社では、定量データからの「静的な分析」ではなく、営業店や事務センターなどの現場実態を理解し、「真の生産性阻害要因」を把握する「動的な分析」をした上で、営業店などの業務改革を行い、生産性を向上させるための施策の策定、実行に関するコンサルティングを提供します。
図 適正人員体制・業務プロセス・戦略課題
出所:三菱総合研究所

実績のご紹介

  • 営業店の業務改革(BPR)コンサルティング(地域金融機関)
  • 事務センターの業務改革(BPR)コンサルティング(地域金融機関)

よくある質問

Q 営業店での具体的な効果を事例で教えてほしい。

A 店舗の大きさにより効果は異なりますが、理論上は全行で平均すると1店舗当たり1名程度のセールス要員の捻出できるという効果が出ています。

Q コンサルティングを実施するために金融機関側で準備する協力体制を教えてほしい。

A 3名程度の専任者の体制をお願いしています。当社のコンサルティング期間中にその方々にノウハウを移転し、当社コンサルディング終了後、自行のBPRの先導者となっていただくことを想定しています。

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