電波利用・無線通信

電波利用・無線通信

5G時代を見据え、周波数のさらなる有効利用や新しい無線システムの社会実装を推進

POINT

無線通信の利用ニーズが広がり、期待がますます高まる中、電波資源を有効に利用しつつ、新しい無線通信技術・システムを社会に導入していくことが重要な課題になっています。
とりわけ、世界に先駆けて第5世代移動通信システム(5G)の実現を目指すわが国では、各種の技術開発や国際標準化活動が急ピッチで進められています。また、並行してIoT利活用の促進、航空・海上における高度な通信環境の整備、ダイナミックな周波数共用技術の開発などが進められています。これらの実現に向けて当社は、政策立案のための調査研究をはじめ、研究開発や実証実験、新事業創出に関するプロジェクト運営や技術検討に取り組んでいます。
 

サービスの特徴

当社は、高度な無線通信技術の導入・普及のための実証試験プロジェクトを産学官連携にて推進しています。さらに、新たな衛星通信システムや無人航空機、ロボット向け無線通信技術の実証といったフロンティア領域での事業を牽引し、技術立国としての日本の基盤の強化および社会が享受できる新たな利便性の実現に貢献してまいります。
図 技術実証支援・共用検討・法制度検討・サービス実装支援
出所:三菱総合研究所

サービスメニュー

1.周波数共用検討

同一周波数帯、隣接周波数帯を使用する無線局間の電波干渉をシミュレーションなどにより評価し、周波数共用条件(技術仕様、運用制約など)を検討。 

2.技術実証試験

無線システムの送受信仕様の検証、周波数共用条件の検証、電波環境の確認などを目的とした屋内外での測定試験をサポート。 

3.技術的条件の検討

国内外の技術基準調査や周蓮共用検討、技術実証試験などの結果を踏まえ、新しい無線システムの技術的条件の検討・取りまとめを実施。 

実績のご紹介

・移動通信システムと他の無線システムとの自律的な周波数共用に関する調査検討(総務省)
・動的な周波数割当に向けた無線局間の共用に関する調査検討(総務省)
・非静止衛星システムの高度化に係る周波数共用技術に関する調査検討(総務省)
・実用準天頂衛星システム等の周波数共用技術に関する調査検討(総務省)
・次世代の航空機着陸誘導システム(GBAS)の導入のための技術的条件に関する調査検討(総務省)
・小型無人機の飛行位置把握に係る無線システムの調査検討(総務省)
・ロボット農業の高度化のための技術的条件等に係る調査検討(総務省)

よくある質問

Q どのようなアウトプットが提供されるのでしょうか?

A 主なアウトプットとして、対象とする無線通信技術を社会実装するための通信規格や運用条件を取りまとめます。そのプロセスとして、実証実験やシミュレーションを行い、根拠データを取得・整理します。加えて、国内外の関連動向調査や、国際標準化活動の支援も行います。

Q どのような無線通信技術が対象となるのでしょうか?

A 無線システムの種類や周波数に関する制限はありません。必要に応じ、適切なパートナー企業などと連携して、プロジェクトを推進します。

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