2016年に発効したパリ協定を契機に、SDGsやESG投資の急速な浸透、Science Based Targets(SBT)や気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)など、企業に対する気候変動リスクへの対応、すなわち脱炭素経営の要請が急速に高まっています。特に投資家の気候変動リスクへの関心は企業経営に大きく影響を及ぼし、いまや気候変動リスクへの対応はグローバルサプライチェーンで企業が生き残るための必要条件になりつつあります。
当社では、企業の事業内容に応じて気候変動リスクへの対応方針を検討・ご提案し、中長期視点での企業価値向上に貢献します。また、投資家とのコミュニケーションツールとしてのTCFD対応や、関連民間イニシアティブへの参加をご支援し、気候変動対策に係る事業と社会の橋渡し機能をサポートします。
また当社は、TCFDコンソーシアムの運営、市場メカニズム関連制度設計等、気候変動に係る制度設計や運用に関わっており、こうした制度設計と通じて得られた知見は企業の気候変動リスク対策支援に活かされています。