1977年、サウジアラビアにおける科学技術振興を目的とした独立研究開発機関として、前身組織であるSANCST(サウジアラビア国立科学技術センター)が設立され、1985年に現名称に改名しました。1987年には国際科学会議(ISC)にも加盟しました。KACSTは環境、エネルギー、医療等の16分野
※1を中心に以下の活動を行っており、同国のムハンマド皇太子(兼首相)もKACSTを重視し、多大な期待を寄せています。
- 国内外の研究機関※2との連携による研究所・研究開発センターの設立、技術開発
- 研究プロジェクトの助成や人材育成等による研究開発促進
- スタートアップ企業のインキュベーション等を通じたイノベーション促進
- 国家レベルの研究開発・イノベーション支援計画の策定
※1:エネルギー、水、石油・ガス、鉱物、先端材料、医療、ICT、農業、建築・建設、輸送・物流、環境、航空、宇宙、防衛・安全保障、核化学、応用物理学。
※2:主な海外連携先として、NASA、マサチューセッツ工科大学(MIT)、スタンフォード大学、Intel、IBMなど。