【三菱総研・MaaS Tech Japan共催セミナー】“産業とモビリティの共創”

産業創出と地域創生に向けたモビリティーサービスの活用

セミナーカテゴリー

2019.4.4

株式会社三菱総合研究所

開催日 2019年5月14日(火) 14:00~18:30(開場13:30)※終了しました
会場 株式会社三菱総合研究所 4階 大会議室
(東京都千代田区永田町二丁目10番3号 東急キャピトルタワー内 受付:地下1階)

アクセスマップ
主催 株式会社三菱総合研究所
共催 株式会社MaaS Tech Japan

概要

MaaSの概念は「サービスとして提供されるモビリティ」から「産業とモビリティの共創」へと広がりつつあります。
IT化され進化するモビリティを使ってそれぞれの産業が新たな社会をどう描いていくか。
さまざまな立場・業界で構成される産学官で取り組むべきこと、さらにそれらの効果的連携を模索しつつ、その先にある社会をどう具現化していくか、その道筋とともに、第一歩となる議論を喚起する場とします。

プログラム

開会(14:00)
第1部:講演

講演1 Beyond MaaS ~MaaSは産業に何をもたらすか~

株式会社MaaS Tech Japan 代表取締役CEO 日高洋祐 氏
自動車や交通事業者に関わらず、移動に紐づく都市や生活行動にも影響を及ぼすMaaSについてその海外における動向や、ビジネスモデルとしての分析を、MaaSを専門に事業として行うMaaS Tech Japanの日高氏より今後のビジネスの可能性や各産業のアクションプランについて講演を頂きます。

講演2 産業とモビリティの共創へ向けた課題と提案

株式会社三菱総合研究所 次世代インフラ事業本部 研究員 外山友里絵
MaaSを中心とした、最近のモビリティ分野における国内外の動向を踏まえ、それを支える技術・制度を概説します。また、我が国でMaaSを活用し、都市・地域のモビリティを向上させるとともに新たな産業を創出するための課題と方向性を提案します。

講演3 地域コンテンツとモビリティの融合 ~マネタイズへの挑戦~

株式会社三菱総合研究所 経営イノベーション本部 研究員 宮下ゆかり
航空業・宿泊業では既に一般的であるダイナミックプライシングや、小売業やECで効果をあげているCRMなどのデジタルマーケティング、コンテンツビジネスで活用されているサブスクリプションモデルなどのMaaSへの適用可能性とその効果を概観し、収益最大化のマネジメント手法を提案します。
第2部:パネルディスカッション

1)MaaS等新たな技術によるまちづくりの全体最適化

モデレータ:岩崎亜希(株式会社三菱総合研究所)
パネラー:荒川 剛 氏(Fujisawaサスティナブル・スマートタウン協議会)、山口堪太郎 氏(東京急行電鉄株式会社)、堀 健一(株式会社三菱総合研究所)

人口減少・高齢化、厳しい財政制約、価値観・ライフスタイルの多様化などをふまえると、従来の個別分野ごとの施策を、まちづくりの本来あるべき姿である、より分野横断的な全体最適を目指した施策にしていく必要があります。MaaSを含めた、近年取り組みが進むAI/IoT等新たなテクノロジーの活用は、より分野横断的な全体最適を目指した施策を加速する上でのカギとなると考えられます(国が進めるスマートシティ等)。国内外の事例等も踏まえながら、MaaSを含めた分野横断の取組を進めるにあたって関係主体の連携、実現すべきフィールド、そのアプローチ方法等、具体アクションの方向性、政府や各主体への期待等、産官学の専門家で議論します。

2)分野融合の兆し:Fintech × MaaSの可能性
~移動と決済・消費行動の相互作用~

モデレータ:高田真吾(株式会社三菱総合研究所)
パネラー:瀧 俊雄 氏(株式会社マネーフォワード)、古里圭史 氏(飛騨信用組合)、日高洋祐 氏(株式会社MaaS Tech Japan)、宮下ゆかり(株式会社三菱総合研究所)

MaaSを、お金の流れ、収益性という観点で捉え直すことで、MaaSを社会実装における可能性、金融関連事業者のMaaS領域への参入可能性、参入方法を議論します。近年注目されている地域通貨やFintechを切り口に、モビリティ×新たな産業・新たなサービス×金融によるMaaS発展方向性を議論します。
第3部:名刺交換会(17:30)
閉会(18:30)

講師の都合により、プログラムを変更する場合がございます。

申込要領

対象者 MaaSにご関心のある企業の方々
定員 70名
参加費 29,700円/人
三菱総合研究所・MaaS Tech Japanの共同研究レポート進呈(6月頃予定)

お問い合わせ先

株式会社三菱総合研究所
〒100-8141 東京都千代田区永田町二丁目10番3号
セミナー事務局 (担当:成瀬、石田、本田、原田)
Tel:03-6858-3514
E-mail:seminar424@ml.mri.co.jp