送配電高度化

送配電高度化

送配電分野のDXをはじめ、電力データや新技術を起点とした新たな取り組みを多角的に支援

POINT

日本の送配電事業は、再生可能エネルギーの導入拡大とレジリエンス強化に対応すべく、必要な投資とコスト効率化の両立を前提に、従来の「総括原価方式」に代わる「レベニューキャップ制度」を2023年4月1日に導入しました。これにより、送配電事業者がさまざまなDX技術などを活用して業務の一層の効率化・お客さまサービスの向上に取り組むニーズが高まっています。当社は、最新のDX技術や国内外の活用動向に関する知見および電力会社・ソリューションプロバイダーとのコネクションを活かしながら政策起点、ビジネス起点で多角的に支援を行っています。

サービスの特徴

送配電分野のDXコンサルティング・調達支援

新たなDX技術・製品を業務に取り入れる上では、提供可能なソリューションプロバイダーの見極めや現行業務のプロセス改善(DX技術への対応)が重要です。当社は、わが国のみならず海外での最新動向についても調査・整理が可能です。さらに調査にとどまらず、現行の業務プロセスを棚卸しした上で、実装に必要となる各プロセス(ソリューションのベンチマーク・適合性評価、概念実証、費用対効果分析、導入アクションプラン策定など)に係るコンサルティングサービスを提供しています。
送配電分野のDX技術導入プロセスと提供可能なコンサルティングサービス
送配電分野のDX技術導入プロセスと提供可能なコンサルティングサービス
出所:三菱総合研究所

送配電分野の新たな制度や市場に関する調査・分析

送配電分野における政策立案・調査などを通じて得た豊富な知見と国、業界団体、関連事業者、専門家とのネットワークを活用し、新たな制度・市場に関する調査・分析を幅広く行っています。
電力の安定供給とカーボンニュートラルを両立するためには、その基盤となる送配電インフラのあり方をさまざまな視点から検討する必要があります。当社は課題が顕在化する諸外国の事例なども踏まえ、送配電事業を取り巻く事業環境に応じた具体検討を支援します。特に、送配電インフラにつながる需要家や分散型エネルギーリソースは地域の環境条件や地形による違いも多くあることから、マクロな視点とミクロな視点の両面から、真に価値のあるサービスを提供することを心がけています。
送配電分野の新たな制度や市場に関する調査・分析のイメージ
送配電分野の新たな制度や市場に関する調査・分析のイメージ
出所:三菱総合研究所

サービスメニュー

1. 送配電分野のDX技術導入支援

DXのソリューションプロバイダーとそのソリューションの導入を検討しているお客さまとの間で齟齬が起きないよう、現行の業務プロセスや課題を深く理解した上で意思疎通を図り、実装まで一気通貫で伴走支援します。

2. 送配電分野関連の市場環境・制度動向調査

送配電分野を取り巻く国内外の市場環境・制度を常にウォッチし、ニーズに応じた体系的な整理・比較を行うとともに、豊富なコネクションを通じて一次情報にアクセスし、より価値の高い情報を提供します。

実績ご紹介

  • 次世代スマートメーター制度検討会支援(資源エネルギー庁)
  • 同時市場に関する詳細設計等に係る調査等事業(資源エネルギー庁)
  • 欧米における送電線利用ルールおよびその運用実態に関する調査(電力広域的運営推進機関)
  • 送配電分野のDX導入コンサルティング(民間企業)
  • 電力データ活用ビジネスに関する市場調査(民間企業)
  • 託送外サービスの検討支援(民間企業)

よくある質問

Q 海外調査を行う場合も、自社の社員で調査をするのでしょうか?

A 社員は日々海外のレポート、論文をリサーチしており、現地でのヒアリングも含めて幅広い地域の調査が可能です。加えて現地でのパートナー企業も適宜活用し、実地での調査を行うことも可能です。

送配電高度化分野に関するお問い合わせ

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