「共領域」からの新・戦略 イノベーションは社会実装で結実する

「共領域」からの新・戦略 イノベーションは社会実装で結実する

過去30年、日本の技術革新は進みイノベーションが生まれる環境は整備されてきましたが、新たな技術の社会への適用は進みませんでした。日本の社会経済の長期停滞は、技術のイノベーションを社会実装できなかったことが一因ではないでしょうか。その背景には技術開発から社会実装に至る過程で「組織内の分断」「政府と企業の分断」「経営と現場の分断」「社会ニーズと商品・サービス内容の乖離」などさまざまな分断があると考えられます。
これらの分断された関係を改めてつなぎ合わせ、技術のイノベーションを社会実装に導くことこそ、日本が新たな競争力を回復するために必要な「新・戦略」です。

当社は、多様な人や組織のつながりによって価値を創出する未来のコミュニティを「共領域」と名づけました。現代の複雑化した社会で、細分化された組織や社会が個別の最適を追求するシステムは限界を迎えています。これらを克服するために、共領域を形成して複合的な「コレクティブ・インパクト」を実現することが、日本を動かす処方箋です。
日本および日本企業には社会実装を実現して発展する力がまだ十分にあります。本書ではその道筋となる考え方を記し、参考となる事例を豊富に示しました。

目次

第1部 分析編
1. 改めて「失われた30年」を振り返る
2. 社会実装の停滞
3. 研究開発と事業創造の谷間
4. 未来への日本の可能性

第2部 実践編
1. イノベーションを社会実装につなげるには
2. 「共創力」から「コレクティブ・インパクト」へ
3. 企業は何をすべきか
4. 政府・産業界は何をすべきか
5. 社会全体で何をすべきか

詳細

著者
三菱総合研究所【著】 、長澤光太郎【構成・監修・執筆】 、亀井信一関根秀真、大石善啓須崎彩斗【監修・執筆】 、阿部真千子、荒幡豪哉魚住剛一郎川崎祐史大木 孝、小迫光貴小橋 渉、小林信之酒井博司佐々田弘之高谷 徹玉川絵里中村裕彦平石和昭福田 桂圓井道也万袋 俊宮下友海山口健太郎【執筆・執筆協力】
発売日
2021.12.1
発行
ダイヤモンド社
ナレッジ・コラムに関するお問い合わせや、取材のお申し込み、
寄稿や講演の依頼などその他のお問い合わせにつきましても
フォームよりお問い合わせいただけます。