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米国:雇用統計(2024年7月) ─ 労働需要は鈍化、先行きは移民の雇用吸収ペースに注目

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2024.8.8

政策・経済センター淺井優汰

POINT

  • 7月の非農業部門雇用者数は前月差+11.4万人と軟調に推移。
  • 失業率は4.3%と上昇した。特に、22年以降に入国した移民の失業率上昇が顕著。もっとも、解雇率は依然低く、雇用の急悪化は回避するだろう。
  • 労働需要の軟化を受け、雇用最大化を目標とするFRBは9月に利下げに転じるとみる。