DXで世界の後塵(こうじん)を拝する日本。防災分野でもしかりである。例えば近年、風水害や地震などが頻発・激甚化する中、避難所の開設・運営などでは、既存の防災情報システムを活用しながらもファクシミリなどの紙書類が飛び交っている。
情報共有の遅れは逃げ遅れや被害の拡大に直結する。首都直下地震や南海トラフ地震も想定される災害大国日本の防災分野では、まずはDX以前にデジタル化を進めることが急務だ。
情報共有の遅れは逃げ遅れや被害の拡大に直結する。首都直下地震や南海トラフ地震も想定される災害大国日本の防災分野では、まずはDX以前にデジタル化を進めることが急務だ。