エコノミックインサイト

MRIエコノミックレビュー経済・社会・研究開発

米国FRBによる利下げの政策効果とその副作用

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2019.12.9

政策・経済研究センター谷口 豪

経済・社会・研究開発

POINT

  • 10年ぶりの利下げの背景には米中対立といった不確実性と米国を悩ます低インフレが存在
  • 利下げの効果はIS曲線のスティープ化により限定的と予想、副作用の深刻化には注意が必要
  • 今後は、金融政策の采配や副作用に加え、FRBが政治からの独立性を維持できるかに注目

目次

(1)FRBが10年ぶりの利下げへと踏み切った経緯

(2)FRBによる利下げの政策効果

(3)FRBによる利下げがもたらし得る副作用

①企業債務の一段の悪化
②世界的な金融緩和と通貨安誘導

(4)まとめと今後の注目点