エコノミックインサイト

MRIデイリー・エコノミック・ポイント日本

日本:家計調査報告(2024年2月) ─ 消費は下げ止まりの兆し、先行きは実質賃金改善が追い風

タグから探す

2024.4.9

政策・経済センター北川 諒

POINT

  • 2月の実質消費支出(原数値、二人以上の世帯)は、前年比減少幅が大幅に縮小したものの、うるう年の影響大。
  • ただし、うるう年要因を除いても、前月からは持ち直している。
  • 個人消費の先行きは、①実質賃金の改善と、②現役世代の節約志向の緩和に伴い、緩やかに持ち直すとみる。