※1:経済産業省「ネガティブエミッション市場創出に向けた検討会 とりまとめ」(2023年6月)
https://www.meti.go.jp/
※2:パルプは化学パルプ(薬品を用いて木材チップから樹脂成分を化学的に除去したパルプ)、機械パルプ(樹脂成分を除去せず、木材を機械ですりつぶして得たパルプ)、古紙パルプ(古紙を原料としたパルプ)の3つに大別される。本稿の「パルプ」とは、化学パルプを指す。黒液が発生するのは化学パルプの製造工程に限定される点に留意。
※3:国内事業者と海外事業者(米軍を除く)に対して日本国内で供給した量。例えばジェット燃料の場合、国内線に加えて国際線の供給量を含んでいる。
※4:日本製紙連合会「パルプ材集荷推移・輸入比率」
https://www.jpa.gr.jp/
※5:王子ホールディングス「王子グループ 統合報告書2023」
https://investor.ojiholdings.co.jp/
※6:日本製紙「日本製紙グループ 統合報告書2023」(2023年9月発行)
https://www.nipponpapergroup.com/
※7:日本製紙連合会「製紙業界-地球温暖化対策長期ビジョン2050」(2021年1月20日)
https://www.jpa.gr.jp/
※8:樹木は光合成でCO2を吸収する一方、呼吸でCO2を排出している。樹齢の若い木はCO2吸収量>CO2排出量であるため、CO2を固定化しながら成長する。しかし樹木には樹齢が一定程度を超えるとCO2を吸収しにくくなる性質があり、CO2固定量は減少する。パルプ生産量の減少に伴って樹木の伐採数も減少し、CO2吸収源は増えると考えるかもしれないが、伐採適齢期の樹木はCO2固定量が少ない。樹木は適齢期に伐採して木材として活用し、伐採後に再造林を促進することがCO2吸収の観点では重要である。
※9:経済産業省「資源・エネルギー統計(石油)」
https://www.meti.go.jp/
※10:環境省「二酸化炭素排出量の算定に用いる排出係数」
https://www.env.go.jp/
※11:NEDO「炭素循環社会に貢献するセルロースナノファイバー関連技術開発(中間評価)2020年度~2024年度 5年間 プロジェクトの概要(公開)」(2022年8月10日)
https://www.nedo.go.jp/
※12:日本製紙「純国産SAF用原料の国際規格登録・認証取得に向けた本格的な取組みを開始」(2023年8月9日)
https://www.nipponpapergroup.com/
※13:日本製紙連合会「製紙工場所在地一覧」(2023年5月)
https://www.jpa.gr.jp/
※14:日本製紙連合会「製造業に占める紙・パルプ産業の位置(2020年)」
https://www.jpa.gr.jp/