日本と海外との通信トラフィックの99%以上を担う海底ケーブルは、今や経済安全保障上の重要な社会インフラとなっている。
日本と接続している海底ケーブルは現在20本以上で、おおむね米国と日本との接続、および日本を含むアジア各国間の接続向けである※1。後者は香港およびシンガポールと接続し、さらにマラッカ海峡を通って中央アジア・中東方面などに接続。香港やシンガポールなどと並ぶデータ流通の「ハブ※2」として日本は存在感を放っている(図)。
日本と接続している海底ケーブルは現在20本以上で、おおむね米国と日本との接続、および日本を含むアジア各国間の接続向けである※1。後者は香港およびシンガポールと接続し、さらにマラッカ海峡を通って中央アジア・中東方面などに接続。香港やシンガポールなどと並ぶデータ流通の「ハブ※2」として日本は存在感を放っている(図)。
[図] 日本周辺の主な海底ケーブルの敷設ルート