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米国:大統領選挙「トランプ2.0」の経済影響(2024年3月) ─ 減税延長効果を関税引き上げが相殺、インフレ再燃懸念も

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2024.3.7

政策・経済センター淺井優汰

POINT

  • 3月5日のスーパーチューズデーの結果、トランプ氏の共和党候補者指名が確実に。
  • トランプ2.0成立の場合、①関税引き上げ、②移民抑制、③脱炭素政策の停滞・州別二極化、④減税を予想。
  • 関税引き上げは減税延長による景気浮揚効果を相殺するほか、インフレを再燃させる恐れ。