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日本:雇用関連指標(2024年1月) ─ 失業率が4年ぶりの低水準となるなか、「2024年問題」が迫る

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2024.3.7

政策・経済センター田中嵩大

POINT

  • 24年1月の完全失業率は2.4%(前月2.5%)に低下し、コロナ前(20年2月)以来の低水準となった。
  • 先行きの注目点は、24年4月から適用される、建設や運輸業等における、時間外労働の上限規制の影響だ。
  • 失業率低下で追加的な労働供給余地には限度があり、人材補充に加えて省力化投資等の対応も求められる。