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日本:景気ウォッチャー調査(2024年2月) ─ 物価高による景況感の下押しは緩和、実質賃金の改善が焦点

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2024.3.11

政策・経済センター北川 諒

POINT

  • 2月の景気ウォッチャー調査は、現状判断DIが景況感の分岐点の50を上回った。飲食関連・サービス関連が復調した。
  • 先行きは、物価上昇鈍化と賃上げに伴う実質賃金の改善に支えられ、緩やかな回復の継続を見込む。
  • 24年春闘における労使交渉が新しいノルム形成の正念場となろう。