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日本:消費者物価指数(2024年4月) ─ コアCPIは年内一時+3%上昇も、サービス価格の上昇定着は道半ば

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2024.5.27

政策・経済センター堂本健太

POINT

  • 24年4月のコアCPI(消費者物価指数、生鮮食品を除く総合)は、前年比+2.2%に鈍化。
  • 再エネ賦課金増額や電気代・ガス代軽減策の終了などから、年内に一時+3%程度まで伸び率拡大の見込み。
  • コアCPI上昇の持続性を左右するサービス価格は伸び率鈍化。賃金上昇から物価への波及は道半ば。